自分の自由になるお金のこと

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昨日に引き続いて、
『カナリアたちの警鐘』
を読んで印象に残ったことをもうひとつ。

第3章「ひきこもりにどう対処したらよいか」
にあった、

「お小遣いを渡す必要があるだろうか?」

という一節だ。

働いてもないのに大の大人に
お金を渡すなんてとんでもない!

と、これは意見が分かれるところで、
感情論としてはわかるが、
本当にそうだろうか?
と著者の野村さんは疑問を投げかける。

本人の自由になるお金がないと、やがて「何も欲しくない、買う必要もない」という気持ちになって行きますし、それでは社会に出て行く意欲も湧いてきません。

「消費」というのは社会と関わる貴重な機会ですから、本人が自由に使うことのできるお小遣いを家計の許す範囲で定期的に渡すことは、「生きる意欲」を持ち続けるためにとても大切なことだと思います。商品やサービスを購入すれば消費税を納税することになり社会にも貢献しますので、「買い物は社会に役立つ」ことも伝えてお小遣いを渡してはいかがでしょうか?

このくだりを読んだときに、
我が家の16歳のことを思った。

今年に入ってアルバイトするようになって、
彼は外出の機会も買い物も劇的に増えた。

本人曰く。

やっぱり自分の自由になるお金があるので、
外へ出ようという気持ちになるのだという。

もちろんそれまでもお小遣いは渡していた。

でも彼にとってはそれは
「親からもらったもの」で、
自分で稼いだお金は全然違うらしい。

自分で稼ぐようになったことが、
彼には自信に繋がっているようだ。

お小遣いの話とは逸れた。

でも自分の自由になるお金がある――。

そういうことが実は
とても大きい意味を持つこともある。

例えば我が家の16歳は
1年前はガッツリひきこもっていた。
正真正銘の自宅警備員だった。

でも今は別人かと思うくらい
外出も買い物もアクティブだったりする。

何が言いたいか?

働いてもないのにとんでもない!

少なくとも親が勝手に
そう決めつけるのはどうか、と。

まあ、忍介のように親からもらう
「お小遣い」に「引け目」
を感じる人もいるから、一概には言えない。

ただ少なくとも親が勝手に決めつける、
それはいいことじゃあないよね、と。

昨日ワクチン2回目を接種しに
元気に外出していく16歳を見て思った次第。

しつこいけど1年前なら絶対、
ワクチンなんか受けに出なかったろうな。笑

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。