人生の舵を他人に預ける

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確かにこれもある!と思った。

新卒一括採用。

これが世界的に見てもキテレツな仕組みだ、
ということは知っているし、
この国の教育システムのある意味、
ガンみたいなものだと個人的に思っている。

結局この横並びが解消されないと、
逆算で学歴社会が続くと思うからだ。

ただ、この記事でいう
「新卒一括採用が良くない理由」
はもっと全然別の観点からだった。

なぜ新卒一括採用が良くないか?

それは、、、

「自分の人生の舵を他人に預ける」

という価値観を
日本人に植えつけてしまった、
という理由だ。

どういうことか?

髪を切り、スーツを着て、
エントリーシートを書き、
筆記試験から数回の面接を経る。

それがこの国のいわゆる「就活」だ。

その後、内定にいたるわけですが、この時点でも多くの学生は、自分が就職後にどんな仕事をするのか、会社から知らされることはありません。配属されるのは営業か、企画か、はたまた経理部か? さらには東京本社で働けるのか、それともどこか地方の支店に行かされるのか、すべては彼らを受け入れる会社のさじ加減次第なのです。

このように多くの日本人は、社会人人生の最初から自分の仕事を主体的に選ぶことなく、会社の言うがままに働いていることになります。一応、希望も聞かれますが、その希望のとおりになるとは限りません。仮に意に反した結果であったとしても、異議を唱えることは許されないのです。

このように改めて言葉にすると、とてつもなく理不尽な話なのですが、多くの人が「これが普通だ」と最初から刷り込まれてしまうのが現実です。

とてつもなく理不尽なのに、
これが普通、と最初から刷り込まれる――。

言われてみればで確かに、
いかにも我がニッポン国らしい。笑

これを読んで僕の頭の中で響いたのは、
TOKIOが歌う「宙船」のメロディーだった。

その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ
おまえが消えて喜ぶ者におまえのオールをまかせるな

何より重要なのは、
人生の舵は自分で握ること。

ってね。言うのは簡単ですが。

「言うだけ番長」では駄目ですね。

おまえのオールをまかせるな♪

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。