心と身体が追いつかない

心と身体が追いつかない
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昨日は湘南国際マラソンを走った。

37kmで左膝の痛みが決定的になって、
39kmでほぼまともに走れなくなった。

残り3kmは、まあ、キツかった。

ストレッチを繰り返して、
歩いて、少し走って、歩いて、少し走って。

ごまかしごまかし、
ほうほうの体で辛くもゴールに辿り着いた、
というのが率直な実感だ。

ラップ表

スタート時の目標は3時間29分。

20kmまでのラップは49分台で
うまく走れているように見える。

でも実は18kmの地点で
もうこのペースでは後半持たないことは
自分で予想がついた。

ハーフをすぎて、予想通り失速。

脳が思い描くペースで
身体が動いてくれなくなる。

24kmの地点で
タイムのことはもうすっぱり諦めた。

32kmの地点で気分は完全に敗残兵。

このキツさが残り10kmも続くと思うと
気が重かった。

でもまあ、こういう体験をすると
いつも思うことなのだけど――。

どんなに頑張っても
物理的に無理なことって、ある。

あるんだよなあ…。

エイドでは頭がすっ飛ぶほどの
熱烈応援が待っている。

「がんばれー!」
「あと10kmだよー」
「ナイスラーン」

そんなとき。

頭では声援に応えて颯爽と走りたい。
でもどうしても身体が言うことを聞かない。

次元が違うということは
分かっていてあえて言うのだけど、
不登校で動けない子たちも、
こういうことなんだろうなあと想像する。

心と身体が追いつかない――。

左足を引きずりながら帰り道、
大磯駅まで歩く長い道すがら、
そんなこんなを思った日曜の午後だった。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。