思い通りではないかもしれないけど

 

もう何年も学校に行ってない。
ずっと家にひきこもっている。

毎日誰とも話さない。
ゲーム三昧の昼夜逆転生活。
髪は伸び放題で、
風呂にも入らず歯も磨かない。

家族とさえも完全に没交渉。
何を考えているのかもわからない。

この先、一体どうなってしまうのだろう?

先に死ぬのは親だ。

なのにこの子はこんな状態でこの先、
どうやって生きていくのだろう?

――というのが子どもの不登校に
直面したときに親が感じる不安と心配だ。

今ではアタクシ、こんな
あっけらかんとしておりますが。

11年前、息子が学校に行かず、
毎日ずっと家に閉じこもっていた頃。

そして「どうせ僕なんて、どうせ」と
ネガティブオーラ全開だった頃。

やっぱり不安で心配に思っていた。

この先、一体どうなってしまうのだろう?

という問いにもし、
ズバッとひと言で答えるとするならば、、、

やっぱりこの人の
この言葉が一番だろうと思う。

みんな、普通のおじさん・おばさんになるから大丈夫だよ

ご存知「不登校新聞」代表の
石井しこうさんの言葉だ。

石井さんは本当にいつもやわらかで、
わかりやすく伝えてくださるなあと。

思いながら読んだ。

自分自身も不登校経験者で、
なおかつこれまで400人以上の
当事者に取材をしてきた石井さん。

仕事柄、元・不登校児の大人と会って話す機会があるんですけど、みんな口をそろえて「なんか、普通のおじさん・おばさんになったよね」って言うんです。

その人がきっぱりこう言うんだから、
まずはそのまま、とりあえず
字義通りに受け取ってみませんか?

「不登校・ひきこもり=お先真っ暗」
みたいに勝手に思い込むのではなく。

他にも。

不登校新聞と専門医が開発した
学校休んだほうがいいかのチェックリストは
特に不登校初期段階の親にとっては
とても参考になるものだと思う。

気になる方はぜひLINE登録を。

最後にもう一つ。

記事中の石井さんのメッセージは
子どもたちに向けたものだ。

でも僕は、子どもの不登校に悩む親にも
そっくり同じことを言いたいかな。

そっくり同じことを言いたい。
なので引用して終わります。

「どうか自分を追いつめず、あせらず行こうね。思い通りではないかもしれないけど“捨てたもんじゃないと思える人生”が、きっとあなたを待っているよ」

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。