「ジョーカー」と「対岸」

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超絶人見知りかつ早口なので、
人前ではあまり話さないのだけど、、、

昨日は親のためのオンラインサロン
「不登校の先にあるもの」さんに
お招きいただいたので夫婦で話した。

テーマは「不登校と夫婦のすれ違い」。
30人以上の方に参加いただいたらしい。

ただZoomの良いところは画面越しなので、
意外にプレッシャーは少なかった。

リアルで30人を前にしたら
絶対にこうはいかない。笑

ガイドを務めていらっしゃる、
みょんさんこと谷川明子さんが
早速当日の様子を書いてくださった。

ありがとうございます。

みょんさんも書いてくださっているけど、
僕からも少しだけ。

当時のことを聞かれて話す中で、改めて
自分の中から出てきたワードがあった。

「ジョーカー」と「対岸」だ。

どういうことか?

僕は不登校に理解があるつもりの親だった。

何がなんでも絶対に学校へ行け、
とまでは息子に言ってなかった。

でもすったもんだの末に気づいた。

結局のところ。

懸命に理解が「あるふう」に
装ってはいたけれど。

手札をひとつふたつ交換していくと、
僕の手元に残っているカードは
「学校復帰」というジョーカーだけだった。

当時僕がいたのは、
「学校へ行くか・行かないか」
の2択の世界だった。

完全に二次元だった。
YES ・NOだけの場所だ。

今は違う。

おかげさまで田中茂樹先生の
『子どもを信じること』を読んで、
大きく価値観を変えることができた。

もうそこに夫婦を隔てる川はない。

向いてる方向は、もしかしたら
微妙に違うこともあるかもしれない。

でも同じ川岸にいるので、対岸に向かって
大きな声でものを言う必要はない。

そんなこんな――。

文字で書けばこうなるんだけど、
なんせね、早口でまくしたてちゃうので、
どこまで伝わったかわからない。

でもこういうつもりで話した。

という、昨日参加された方への
「補足説明」で終わる。笑

ご参加いただいた皆さん、
ありがとうございました。

よかったら感想、聞かせてください。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。