山中でのナビのように

山中のナビのように
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びーんずネットのニュースレター、
『豆マメ通信』11月号。
昨日昼過ぎ、やっと投函した。

ここのところ、週末もあれやこれや
予定が入ることが多かった。
なので1泊2日のオフ、ということにする。

午後、投函が終わったその足で
長野の戸隠まで旅行に出た。

今は山中の旅館でこれを書いている。

出発したのが14時過ぎだったので、
長野ICを過ぎる頃にはもう真っ暗で。

最寄りの信濃町ICを下りると、
信号もまばらですぐに山道になる。

宿まで20kmくらいの道のりだったろうか。

街灯もなにもない真っ暗な山道。
車のライトをハイビームにして進む。

気がつくとバックミラーも
サイドミラーも真っ暗で、
星明かりもまったくない山中の道。

正直、かなり怖かった。

目の前のヘッドライドと、ナビが示す
青い道筋だけが頼みの綱だった。

こういうときに限って、なんだけど。

ふと燃料計を見れば、
目盛りが最後になっている。

右に左にハンドルを切りながら、
ここで燃料が切れたり、
ライトに不具合が出たらどうしよう、
と思うとゾッとした。

人煙まれな山中。
タヌキが道を横切るのをライトが照らす。

やっと宿に着いたときは、
ほうーっと長い息が出た。

思ったこと。

怖かったのは、
まったく視界が効かなかったからだ。

横も後ろも真っ暗で見えない。
ライトが消えれば漆黒の闇で、
そこには誰もいない。

だからこそ怖いのだけど、
助けになったのはやっぱりナビだった。
その情報だった。

今ここは確かに真っ暗だ。

でもその先にもずっと道があって、
目的の宿まで確実につながっている。

そう確信を持っていたからこそ、
迷いなく進むことができた。

ここで毎度ながらの
強引な転調なんだけど。笑

不安に思うのは視界が効かないからだ。

そして助けになるのは、
「その先も続いている」と思える情報だ。

そういう意味で、僕ら夫婦が作っている
不登校インタビュー事例集
『雲の向こうはいつも青空』。

不登校・ひきこもりを経験した人、
その保護者、寄り添う人、
自由な学びを実践した人――様々な人たちの
「雲と青空」を取材したものだ。

この冊子が今、
真っ暗闇の中にいると感じている人にとって
「その先も続いている」
と思える冊子であればなあ、と。

勇気付けられるものであればなあ、と。

昨日の山中でのナビのように。

そう思った。

よろしければぜひ、読んでみてください。
https://beans-n.com/lp/behind-the-clouds-vol2/

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。