先週から昨日にかけて、
発達障害や不登校関連の
セミナー・講演会など、
自分たちが主催したものも入れて
1週間で5回参加した。
ちょっとインプット過剰気味で、
咀嚼が追いついていないのだけど、
諸々、とても参考になったし、
忍介が不登校になったときのことを
思い出すことが多かった。
当時、自分の親に状況をシェアするために、
昼休みの時間にメールを書き続けた。
それが「忍介通信」なんだけど、
思うのは、こうしたものが
記録になって残っているのは
良かったなあ、ということだ。
あらためて読み返してみたのだけど、
特に忍介通信7は、僕にとって本当に
大きな転換点だった。
果たして単純に忍介が学校へ再び行くようになればそれが解決かというと、それだけではないと思います。
大切なことは彼が自分に自信を持ち、周囲や社会に対して強く自発的に立ち向かっていくことができるようになることで、それが真の解決だと思います。
そうですよね?
そう認めることは、僕にとって非常に辛いことではありますが、不登校についての本を読んだりするうちにそう考えるようになりました。
良かれと思って言っている説得や、アドバイスも、親の期待も、全てが子どもには重いんだ、と。
ただ正直、この選択は辛いです。口出しせずに見守るにはまず忍耐が必要だし、多分周囲からは「有効な手だてを打てないダメな親」と見られます。
そういう周囲の目は僕らには辛いです。
でもそうしようと思います。
大丈夫、きっとうまく行くよ、と信じて黙って見守る方が辛いです。いつになるかもわかりません。
時間がかかると思います。簡単じゃないです。多分今の決意が揺らぐ時もあると思います。だけど、どうか僕らが挫けそうな時は応援してください。
渦中にあるときはただ苦しいから、
意識して練って書いたわけじゃないけど、
このあたりの言葉は5年近く経った今でも
そのまま、僕の変わらない本音だ。
時間がかかるし、簡単じゃない。
決意が揺らぐ時もある。
それでも、大丈夫、きっとうまく行くよ、
と信じて見守ってほしい。
たとえ、いつになるかわからなくとも。
渦中にある人に僕が言えるのは、
それしかない。
息子が不登校になって、父がうちの奧さんを
電話で叱り飛ばす事件があり、
それを機に経過を説明するために書き始めた
「忍介通信」。
当時の状況と心境を率直に綴った
生々しい記録です。
長いのですが、お時間あるときにぜひ、
読んでみてください。
悩むあなたにとって、
なにがしかの参考やヒントになれば幸いです。
不登校日記|僕らの場合
https://ftk-gift.com/truancy-diary/
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