鳥の目、虫の目、魚の目、コウモリの目

あなたは鳥の目、虫の目、魚の目、
コウモリの目のことをご存知ですか?

経営・マネジメント、市場分析なんかの話で
よく出てくる観点なんだけど、

でもこれって別にビジネスだけじゃなくて、
僕ら親にとっての子育てでも
大切な視点じゃないか、と。ふと思った。

という次第で紹介。

鳥の目、虫の目、魚の目、コウモリの目。
一体どんな目だと思いますか?

【鳥の目】
木を見て森を見ず、という言い方があるけど、
まさに鳥になって森を俯瞰してみる。
マクロな視点。

【虫の目】
こちらは逆に、小さな虫になって
細部をきっちりと把握すること。
ミクロの視点。

【魚の目】
魚になって流れを読むこと。
全体の傾向やトレンド、どの方向に
何が流れつつあるのかの視点。

【コウモリの目】
ズバリそのまま、物事をさかさまの観点で
先入観なしに眺めてみること。

こうして並べて見たとき、まあ経営でも
ビジネスでもそうだと思うんだけど、
虫の目は大抵しっかり見てることが多い。

そうですよね?

例えば、、、

勉強していない。昼夜逆転している。
ゲーム中毒。そして不登校。

これは虫の目で見たときの子どもの状況。
ミクロで見れば確かにそうだ。

でも例えば鳥の目で見てみれば、どうだろうか?

長い人生の中、
雑音をシャットアウトし、自分と向き合い、
生きていくための活力を蓄えている
時期だとも考えられなくもないだろうか?

魚の目ではどうだろう?

文科省は不登校は「問題行動」ではないし、
不登校が悪いというのは根強い偏見だと
ハッキリ通知している。

教育機会確保法も制定された。
学校は休んで構わないし、
学校以外の場の重要性も認められている。

コウモリの目ではどうだろう?

想像してみてほしい。
あなたが今年2019年に14歳だとしたら、
あなたはこれからの人生、
何が一番大事だと思うだろうか?

僕なら、、、少なくとも
サインコサインタンジェントではないな。笑

などなど。

鳥の目、虫の目、魚の目、コウモリの目。

あくまでも頭のこわばりをほぐしてみる、
ちょっとした体操のひとつとして。

でも良い機会なので、
せめてコウモリにはなってみて
真面目に考えてみるのは如何?

P.S.
文科省の通知や確保法のことをご存知ない方、まだ多いみたいなので、くどいかも知れないけど共有まで。

不登校児童生徒への支援の在り方について(通知):文部科学省
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1375981.htm
「教育機会確保法 不登校対策は」(くらし 解説) – NHK
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/263477.html

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。