「嫌われる勇気」
のアルフレッド・アドラーは、
こんなにも知られるようになった。
でも「親業」のトマス・ゴードンの
認知度はさっぱりだ。
少なくとも僕が日常接する人たちの間では、
ほぼ知っている人はいない。
なので、まったくもって
ささやかな形ではあるけど、
このブログで定期的に
普及活動に努めることにする。
自分をもっと受容する
「自分をどれだけ受容するか」ということと、「他人をどれだけ受容するか」との間には、直接的な関係があることが、研究によってわかっている。自分自身を一人の個人として受け入れる人は、他人に対しても同じように感じる可能性が高い。自分自身について許容できないことが多い人は、他人についても許容しにくい。
親は、「私が私であることを私は好きか、どれだけ気に入っているか?」と自問してみるべきだ。
親業 子どもの考える力をのばす親子関係の作り方 トマス・ゴードン著 近藤千恵訳
自分を受容している人ほど、
他人を多く受容できる。
言い換えれば、自分を責めてしまう人は、
他人を責めることが多いとも言えると思う。
親業の考え方に出会って
あなたがあなたであることを
あなたは好きですか?
あなたはどれだけ自分のことが
気に入っていますか?
この問い。
僕の場合について言えば、
「丸ごと全部じゃないけど、
まあまあ気に入っている」
というところだ。
この一年、だいぶ回復できたかなと思う。
もちろんそれは
環境を大きく変えたということもある。
でもいくつかある要因のひとつとして、
親業の考え方、つまり
「親だからこうあるべきだ」という
呪縛から自由になれてきたこともある。
上下でなく水平でいい
親も人間。
親らしくあろうなんてしなくていい。
親子関係は縦に並ぶ「上下」でなく、
横並びの「水平」でいい。
子どもが自分の人生を生きるのと同じく、
親も自分の人生を生きる。
肩肘張らずに、
随分とそう思えるようになってきた。
もちろん、日々色んなことに
思い悩んでもいる。
けれど、話の聞き方にしても
「能動的」に聞くよう努めるようになった。
出来ていないことも多いけど、少なくとも
日常的に意識するようにはなった。
トマス・ゴードンの考え方や
方法論には助けられていることは多い。
親業についてご存知ない方は、
ぜひこちらを参照ください。
https://ftk-gift.com/category/parparent-effectiveness-training/
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