「いい大学に進んで欲しい」
その思いから息子に中学受験を進めた。
せっかく合格した私立中学。
ところが入学後、息子は
「休みたい」というようになった。
「そんなことではダメ!」
学校に行くよう迫ったが、不登校になった。
親子関係は悪化。
昼夜逆転で自室でゲーム。
注意をすると暴れ、
壁に穴があき、ふすまは破れた。
きっとこういう親子は今も
少なくないんだろうと思う。
だからこそ、この記事のように、
「あんだんて」さんのようなところに
少しでも早く、つながってほしいなあ、
と思った。
ちなみに「あんだんて」の本
『不登校でも子は育つ』
は本当に名著だと思う。
このブログでも3連発で紹介した。
まだお読みでない方はぜひ。
助言を受け、両親は考え方を変えた。「頑張れ」と励ますのでなく、「今まで頑張ってきたんだな」と息子の気持ちに寄り添うようになった。「どうしたら学校に行けるか」ではなく「どうしたら家で安心して休めるか」を大事にするようになった。次第に息子も落ち着きを取り戻した。
現在、息子は元気に高校に通う。母親は「自分も『こうあるべき』ということから抜けだせ、生きやすくなった。『不登校になることで家族を再生してくれた優しい子やね』と言われ前向きになれた」と語った。
頑張れ、ではなく
頑張ってきたんだな。
どうしたら行けるか、ではなく
どうしたら安心して休めるか。
ちょっとしたことかもしれない。
でもこの差は大きい。
改めてそう思った。
今日も良い1日を。
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