子どもは子どもなりに考えている・その2

子どもは子どもなりに考えている・その2
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昨日は忍介と2人で学校見学に行った。

詳しくは書かないのだけど、
カリキュラムがユニークな
通信制高校のサポート校だ。

最初から決めていたのは、
僕は横にいて口出しせず、
本人のサポート役に
徹しようということだった。

挨拶が済んで面談の体になる。

今はどうしてるか?
という質問に忍介が答える。

「家にひきこもってゲームをしています」

「勉強が苦手で学校をやめました」

「ただ数学は必要だと思っていて、
自分で教科書を使って勉強しています」

「国語や英語はまったくやっていないです」

「勉強が追いついていけるか、心配です」

見知らぬ初対面の大人に思春期14歳、
こんなにスラスラ話せるんだ!と感心した。

ハイ、親バカ全開ですよ。笑

終わって二人でつばめグリルで
遅い昼食を食べた。

「あそこに行きたい」

と忍介が言う。

「取っても取らなくても別にいいけど、
損か得かで言うなら高校卒業資格は
取った方がいい、ってハッキリ
先生がそう言ってたのが良かった」

「高校卒業資格はやっぱりほしい」

本人からそんな感想や希望も出た。
体験授業が楽しかった、とも。

正直、親としては
心配なところがないわけじゃない。

でも本人がやりたい、行きたい、楽しい、
と言うのが、何よりじゃないだろうか?

僕はビール、彼はジンジャーエールで、
乾杯した。いい時間だった。
ハンバーグもとびきり美味しかった。

親は言いたくてたまらなかったけど、
アレコレ言わなくて良かった。

子どもは子どもなりにちゃんと考えている。
月並みかも知れないけど改めてそう思った。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。