自分で気づいたときに初めて人は行動を変える

気になって仕方なかったこと

ちょっと前まで—。

忍介の身だしなみが
気になって仕方なかった。

不登校になって以降、髪の毛を切ったのは
5年間で数回しかない(本当)。
だから、ライオン丸のように
常にものすごい長髪なのは流石に慣れた。

彼によれば髪の毛を伸ばすのは
自由の象徴、ということらしい。

そういう主義主張があるなら、まあいい。

でも目ヤニや鼻毛、歯磨き、ヒゲは
どうしても気になった。

10代の男の子用のスティック型髭剃りを
プレゼントしたりもした。

うまく伝える方法は?三部構成のわたしメッセージを試みる

2018.03.29

髪の毛以外はやはり、
最低限の身だしなみとして
しっかり整えてほしい。

そう思うから、
ついつい指摘する回数が多かった。

言われて嫌だったことを思い出す

何がきっかけだったかは覚えていない。

でも、最近ハタと気がついた。

目ヤニ鼻毛歯磨きヒゲ。
これを毎回必ず指摘するのは、父だった。

「お父さん、今度の日曜日なんだけどさ」

子どもの頃、父にそう話しかけると

「純、目ヤニついてるぞ」

とすかさず言い返された。

そして、忘れてしまっていたのだけど、
話しかけるたびに、返事の前にまず
鼻毛やらヒゲやら指摘され、

それを言われていつも
嫌な思いをしていたことを、思い出した。

父に悪気はなかったんだと思う。
ただ気になってしまうのだ。
僕も忍介に対してそうだった。

でも思い出した。言われて嫌だった。
そう、僕は嫌だったのだ。

そのことを思い出して、だから今はもう
忍介に言うのをやめることにした。

黙って信じて見守る。きっかけになったのは

人は誰かに何かを言われたり、
アドバイスされて変わるんじゃない。

人は自分で気がついた時に
初めて変われるんだと思う。

子どもを信じる。見守る。
それは頭ではわかっていたことだった。
わかっていたつもりだった。

でも、子どもが不登校で
家から一歩も家から出ない。

そしてまだ9歳なのに

「自分は何で生まれてきたのか」
「生きている意味がない」

なんて言っているのを聞くと、
辛かったし、悲しかった。

自分で気がついたきっかけ、
僕の場合のそれは、
何度も書いているけど
「アイスクリーム療法」だった。

結局のところ、
人は誰かに何か言われて変わるんじゃない。
自分で気がついた時にこそ初めて変われる。

何度もこうして繰り返し
アイスクリーム療法のことを書くのは、

僕自身がそれに救われたからだし、
簡単でそれでいて効果の大きい
親のための認知行動療法だと思うからだ。

以下にレシピを載せておきます。
興味が湧いた方は、ぜひ。

「アイスクリーム療法」のレシピ

  • 材料:アイスクリーム(市販のもの)
  • 分量;冷凍庫満杯分
  • 作り方:
  1. 冷凍庫をアイスクリームで満杯にする
  2. いつでもいくらでもアイス食べ放題!と子どもに宣言する
  3. 一切、小言を言わない
  4. 一切、なんの条件もつけない
  5. 片付けも親が全部やる

 

目的は「子どもにとって無条件に
幸せな時間を作る」ということ。

アイスクリーム療法に興味が湧いた方は、
こちらの記事もぜひどうぞ。

子どもを信じることと、アイスクリーム療法が教えてくれたもの

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不登校に悩む僕にとって、決定的だったアイスクリーム療法

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在通信制高校1年生・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』を出版しています。