「失敗しても大丈夫だった」を積み重ねる

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不登校新聞1月15日号の巻頭記事は、
『子どもを信じること』の著者、
田中茂樹先生の講演抄録だった。

パチパチパチパチ!(拍手)

うちの奥さんが真っ先に読んで見つけた、
地味に嬉しいポイントがひとつあって。

先生のプロフィール欄のところだ。

著書には『子どもの不登校に向きあうとき、おとなが大切にしたいこと(びーんずネット・2023)』などがある。

って不登校新聞さん!!!

びーんずネットからの本を先生の
代表作みたいに書いてくれちゃってる。

嬉しいと同時に、恐れ多いやら
なんだか大変に、申し訳ないやら。

――はい、そんな前置きは不要ですね。

簡単に要約はできないので、ご興味ある方は
ぜひお試し購読で全文読んでみてください。

記事のタイトルにもなってるけど、
やっぱり僕に刺さるのはこのくだりだ。

親御さんが本来1番大事にすべきことは「失敗させない」ことではなく、「失敗しても大丈夫だった」という体験を子どもに何度もしてもらうことだと思うんです。親から余計なことを言われないとわかっている子どもは、どんなことにも、のびのびチャレンジできるようになります。「失敗しても大丈夫だった」という体験の積み重ねは、子どもたちがチャレンジする上での、安心材料にもなってくれるはずです。お子さんが心配なのは、すごくわかります。でも、親御さんが見守ってくれることで、子どもたちは成功も失敗もちゃんと自分のこととして体験していけるんです。

「失敗させない」ことでなく、
「失敗しても大丈夫だった」を積み重ねる。

この話はびーんずネットの書籍の中の
「ゲームソフトの誤配」にも出てくるので、
よろしければこちらもぜひ。

思えば・僕は・かつて・本当に。

子どもの行く手に小石があれば、
子どもが転ぶ前に石を拾う親だった。

転ばないように、転ばないように。
道を逸れないように、逸れないように。
大切に、大切に、大切に、大切に、
可愛い我が子が決して間違わないように。

しっかり導いていくのが親なんだと。

でも・それは・本当は・違う。

子どもが失敗したり、
転ばないようにするんじゃない。

たとえ転んだとしても、うちの子には
自分で立ち上がる強さがある。

そう信じること。
それこそが子どもを信じることなんだと。

この考え方は衝撃的だった。

そしてすんなりとは当時は入らなかった。

だから「アイスクリーム療法」を
やってみようという気になった。

やってみて思い知った。

いかに・自分が・子どもを
コントロールしようとしていたのかを。

まあ、この辺りの話はいろいろと
このブログでも書いているので、
良かったら読んでみてください。

不登校に悩む僕にとって、決定的だったアイスクリーム療法

2018.04.11

子どもを信じることと、アイスクリーム療法が教えてくれたもの

2018.05.09

「失敗しても大丈夫だった」を積み重ねる。

そして今、こうタイプしながら思った。

僕ら大人自身、その経験足りてないよねと。

「失敗しても大丈夫だった」
「なんとかなった」

小さいことならみんな、
多かれ少なかれあると思う。

でも例えば――。

「会社辞めても大丈夫だった」
「なんとかなった」

というレベルになると、途端にどうだろう?

あ、これ完全に金子純一さんのことですね。

はっきり言います。
なんとかなってないです。残念ながら。

でも「なんとかなった」と死ぬ時には
絶対に笑って振り返りたいので。

今も必死になって水面下で足掻いています。

待ったなしの真剣勝負なんです。

失敗しても大丈夫だった経験も
圧倒的に不足してるので、
文字通り全身血まみれになってますが……。

えーっと、、、

何の話だっけ?笑

こうやっていつも途中から
強引に自分語りにしちゃうんだから。
俺っちったら。

まとまらないんで終わります!

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。