子どもを信じることと、アイスクリーム療法が教えてくれたもの

子どもを信じることと、アイスクリーム療法が教えてくれたもの

子どもを信じる。

これって言うのは簡単で、
それでいてもしかしたら
実践するのが親にとって
一番難しいことかも知れない。

可愛いからこそ!でも、本当に?

子どものことが可愛くない親はいない。

大岡越前だったかな?

二人の母親が、
この子は自分の子だと主張していて、
白州で子どもの腕を引っ張り合う。
結果、先に腕を離した方が実の親、
と奉行が裁いたという話。

子どものためを真に思えば、
痛がる子どもの手を離さざるを得ない。
それが親の心だ、と。
確かにそうだ。よくできた小話だと思う。

でも現実には—。

可愛いからこそ、
心配に思うからこそ、

こんな心配をしがちだ。

「宿題せずに
ゲームばかりしていると後で大変だよ。
今のうちに片付けてしまったら?」

子を思う親の、
でもその先回りの心配は、
本当に子どものためになっているだろうか?

「ダイエットせずに
甘いものばかり食べてると後で大変だよ。
いい加減、ジョギングでもしたら?」

逆に子どもにそう言われたら、
どう思うだろうか?

うるせーな、余計なお世話だ。
人のこと信用してないのかよ?

殆どの人はそう思うんじゃないか。

先回りして心配をする。
結果、子どもから無用な反感を買ってしまう。
良かれと思って言っているのに!

これ、本当に残念な悪循環だ。

子どもを信じることと、アイスクリーム療法が教えてくれたもの

前にも書いたけど、
忍介が家に引きこもって
どうせ自分なんて生きてる価値がないと
言い続けていた日々。

何度も何度も
学校へ行くように促し説得していた僕。

でもニッチもサッチもいかなくて、
派手に夫婦喧嘩もして、途方に暮れて。

そんな中で読んだ
「子どもを信じること」。

僕にとって本当に
この本を読んだのは大きいことだった。
価値観が、
もっと言うと人生が変わる本だった。

僕はそれまでも、
子どもを信じているつもりだった。

頭では!

冷凍庫をアイスクリームで常時満杯にして、
子どもに”アイス食べ放題”を許可。
一切小言を言わず、条件もつけない、
片付けも親がやる。

この単純なアイスクリーム療法を試したとき、

なんだかんだで自分が物凄く
子どもをコントロールしようとしている、
そのことを痛烈に気づかされた。

おいおい、ゴミは片付けような!
ねえ、テーブル汚さないように注意して!
コラ、冷凍庫を開けっ放しにするなら、
アイス食べ放題はもう中止だぞ!

実際にアイスクリーム療法をやってみると、
条件反射でそんなコトバが、
炭酸水のように脳内にふつふつと湧きあがる。

その無数の泡立ちの中で、気がついた。

どんだけ条件をつけてるんだ?
どんだけ自分の思う通りに動かそうとしてるんだ?

子どもを信じること。

わかっているつもりでいたけど、
自分の脳内は笑っちゃうくらい
子どものことを信じてなくて、
コントロールしようとしていて、

その、あまりに激しい落差に
我ながら唖然とした。

そんなこんなの
決定的なコペルニクス的変化だった。

子どもにとって無条件に”幸福な時間”を作る

アイスクリーム療法は、
とっても有効な
”親のための認知行動療法”だと思う。

最初読んだときは、
正直言って半信半疑だった。

でも実際に試してみると、
びっくりするくらい
気づきの深い療法だった。

今にして思う。

子どもにとって無条件に”幸福な時間”を作る。

それが出来なくて、
どうして心底、子どもを思っていると
胸が張れるだろうか?

もしあなたが子育てに迷っていて、
子どもの生きる力を信じたいと思うなら、

僕に関して言えば、
おすすめはアイスクリーム療法の一択だ。

まず、子どもにとって
無条件に幸福な時間を作ってみる。

そこが、ものごとが変わる
スタート地点になるかもしれない。

親の自分が
変身できるきっかけになるかもしれない。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在通信制高校1年生・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』を出版しています。