注意してくる人

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雑談が大事、というのはわかっていた。

でもね。

たくさん雑談出来た職場もあったけど、
ぜんぜん雑談出来なかった職場もあった。

どちらかと言うと、
雑談出来ないことのほうが多かったなあ。

僕の場合、気の合う人に囲まれていると
けっこう悪くない力を発揮できる。
時に割といいチームを作ることさえできる。

でも苦手な人・嫌いな人に囲まれていると
借りてきた猫以下でしかなくなってしまう。
そして倍々ゲームで萎縮する悪循環に陥る。

自分にとって苦手な人が多い環境の中でも
かまわず力を発揮できる人がときどきいる。

彼ら彼女らは雑談がうまいし、肝が太い。
そういう人がホント、羨ましい。

と、何だかねっとり湿った
暗い自己開示になってしまった……。

不登校新聞編集長の
石井志昂さんの記事を読んだ。

心配な様子があるかどうかに関係なく、心がけてほしいことがあります。雑談です。子どもの目に映る大人たちはいつも忙しそうで、「ちゃんと手洗った? 宿題は?」と「注意してくる人」になっているかもしれません。食後の5分、10分でいいです。そっとお茶を出し、テレビを見ながら話したり、子どもがいつも見ている動画の面白さを教えてもらったりしてみてください。何でもない話をする時間が、子ども自身の気持ちの整理や親を信頼するきっかけになります。

「注意してくる人」にならない――。

僕はかつての幾つかの職場はともかく、今、
家の中では、そうはなっていない気がする。

息子とはだいぶ、フラットに雑談ができる。
それはやっぱり
不登校を経験したことが大きかったかな?

息子が絶賛不登校になる前の僕はやっぱり
「注意してくる人」そのものだったと思う。

さて、夏休み明けが迫るこの時期。

学校行く行かないで親も子も揺れる季節だ。
小3だった息子と僕ら夫婦もそうだった。

精神的に追い詰められた人は自分がつらいことを隠そうとしてしまいます。それでもぽろっと口にしたSOSを受けとめて「学校に行かなくても人生はどうにでもなる。大丈夫」と最初に肯定してくれたら、そこから本当に苦しい気持ちを打ち明けられるようになるはずです。

SOSに接したら「大丈夫」と
最初に肯定してください。
いろいろ言いたいこともあるだろうけど。

と、8年前の自分に言いたい。笑

長いタームで見れば、大丈夫なこと多いし。
いや、本当に。

今日も良い1日を。

P.S.
明日開催のオンラインセミナー
「ひきこもり・不登校からの自立」
残席まだあります。よろしければ。
https://seminar20210828.peatix.com

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。