小学3年生の長女が不登校になった。
特色ある方針を持つ学校を調べているうち、
長野県の小学校に行き当たった。
「もしかしたら娘に合うかも」
と思い、学校見学を決めた。
ところが、娘も夫も乗り気じゃない。
でも実際に見学をしてみると――。
という経緯に思わず引き込まれて、
読んだ記事だった。
もちろん万事、ケースバイケースだ。
このご家族にはその長野県の学校が
とても合っていた。
だからと言って、誰もが転校や
教育移住を検討した方がいい、
と言いたいわけじゃない。
ただ僕には最後のこの一言が刺さった。
私たち夫婦も転職を繰り返して、今のキャリアがあります。置かれた場所で花を咲かせよう、というのも一理あると思いますが、今は自分が咲きやすい場所に移動することが可能な時代です。
それは大人に限らず、子どもでも同じなのではないでしょうか。きっかけは長女の教育環境だったけれど、移住は私たち親も納得して決めたこと。
この先また何が起こるかはわかりませんが、今、私たち親も新しい環境を楽しんでいます。長野県の広大な自然の中で学びがある今の毎日は、以前と比べてとても豊かで、新鮮で、楽しいです。
今は自分が咲きやすい場所に
移動することもできる時代。
それは大人もそうだ。
――とね。
会社員を辞めて4年。
今は夫婦で本を作って売っている。
「ところで金子さんの本業って何ですか?」
と、普通に聞かれたりもするけど。笑
置かれた場所で咲こうともがいたなあ……。
と来し方振り返って、しみじみ思う次第。
でもきっと大丈夫マイフレンド。
咲きやすい場所への移動「も」できる。
今日も良い1日を。
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