そんなんで大丈夫?

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33年前のちょうど今頃。

僕は17歳だった。
花の受験生だった。

でもかれこれ一年近く、けっこうな時間を
受験勉強に当てていたので、いい加減、
さすがに飽きていた。

だからもうこの時期になると、
勉強はやめて毎日ギターを弾いていた。

そんな僕を見て父が言ったのを覚えてる。

「おい、そんなんで大丈夫か?」と。

結果から言うと大丈夫だった。

でもまあ、親なら誰しもそう思うよね。
この時期に毎日狂ったように
ギターばかり弾いていたら。

ところで33年後の我が家の17歳。

通信制高校在籍で、年に一度の
スクーリングは三年間欠かさず行った。

でもまったく勉強はしてなかった。

完全に留年すると思っていたのだけど、
数ヶ月で一気に卒業に必要な単位を取った。

そして今週末の
「共通テスト」
っていうやつを一応、受けるらしい。

まあ、本人も今年ストレートに
受かるつもりはないみたいだけど……。

でも週末に「決戦」を迎える人には
とてもとても見えない。

昨日も仲間とオンラインで繋がって
盛大にゲームを楽しんでいた。

なんだかね。

「受験生」という概念を
思い切りアップデートさせられてる。笑

15歳になったら高校生。
18歳になったら大学生。
22歳になったら就職。

これはただの固定概念だ。

自分がそうだったから、つい子どもにも
当てはめがちになってしまうのだけど……。

「受験生」
「新卒一括採用」

こういうのに縛られるのも、
もういい加減やめにしたいですね。

どこまでも突き抜けてフリーダムな
17歳を見て、改めてそう思う次第。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。