5年経っても癒えていない傷

5年経っても癒えてない傷
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本人から直接聞いた話ではなく、
うちの奥さんから聞いた話なんだけど。

ちゃんと勉強してんのかよ?と言われたくない

小学三年生で不登校になり、
その後半年間の「籠城生活」を経て、今は
デモクラティックスクールに通う忍介13歳。

今は毎日徹夜でゲームをしているから、
寝過ごして行かないこともあるけど、
起きられたときはスクールに行っている。

そんな中—-。
おとといの夕方、スクールからの帰り道。

自宅近くの路上で中学生の一団が
だべっていたらしい。

遠目に見て、どうやら自分と同い年の
地元の中学二年生の団体。
小学生の時の元クラスメートたちだ。

別に気にしなければいいと思うんだけど、
本人曰く

「会うと”ちゃんと勉強してんのかよ?”
とか言われそうで嫌だ」

とのことで、

「はやくお前ら解散しろよ」

と念じながら、物陰に隠れていたらしい。
気分は忍者で。笑

話が弾んでぜんぜん解散しないので、
集団を避けて別の道から入ろうとしたら、

あろうことか!

集団がマンションの入り口の方まで
移動してきたらしく、その企ても失敗。

降りしきる雨の中、
物陰に隠れて息をひそめること小一時間。

「じゃあな」

と少し集団がばらけたのを見計らって、
ダッシュで入り口に駆け込み、
ことなきを得たとの由。

さすが忍者なオレ!

これを自慢話として母親に語る13歳を、
可愛いとは思うんだけど、、、

5年経っても癒えていない傷

一方で、僕が驚いているのは、
5年経っても傷は癒えていないのだな、
ということだった。

スクールに通うようになった後も、
車で外出して家に戻る時は、
自宅が近づいてくると外で遊ぶ友達に
姿を見られるのを嫌がって、

後部座席の忍介はいつも
緊急着陸態勢を取っていた。

緊急着陸態勢

2018.04.04

記事にも書いたけど、さすがにもう
気にしなくなったのかと思っていた。

でも、やっぱりまだ、
地元の見知った顔には会いたくないのだ。

今はすっかり明るいし、不登校だったことを
感じさせられることも全然ない。

本人は母親に「忍者ライクな武勇伝」として
無邪気に話しているのだけど、

それでも話を聞いて少し胸が痛んだ。

行かない、
というただそれだけのことで

忍介を傷つけた
学校というシステムって、
一体なんなんだろう?

どうして忍介が今もそんな気持ちに
させられる必要があるんだろう?

何も悪くなんかないのに、ね。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在通信制高校1年生・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』を出版しています。