どう実感を持って気付けるか

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不登校新聞編集長・石井志昂さんの記事
後編を読んだ。

学校に行く・行かないではなく、子供が今、一番安心できる状況は何かを考えて対応するのがベストです。「この子はこの子なりの進路を歩んでいくんだ」と覚悟を決めること。そうすれば学校に行くことにこだわらなくても済むはずなんです。でも9割の親御さんは、そこで何とかして学校に行かせようとするので、子供は傷つき、事態は深刻化してしまいます。

この子なりの進路を歩んでいくんだ。
そう覚悟を決めること。

ココなんだよね……。

自分では頭では理解しているつもりで、
でも出来ない。

僕に関して言うなら。

不登校日記の忍介通信2で

何で自分は生まれてきたのか?|忍介通信2(不登校35日目)

2018.02.21

「馬を水辺に連れて行くことは出来ても、
水を飲ませることは出来ない」

と書いているあたり、振り返れば
「ちょっとした覚悟」
は当時も少しは持っていたようには思う。

でも不登校日記を読んだ人はご存知の通り、
そんなヤワな覚悟は不登校が長引くにつれ、
木っ端微塵に揺らいでしまうものだった。

なぜ親は子どもの不登校が心配なのか?

僕もそうだったけど、大きくはやはり
「社会性がちゃんと育つのか?」
という心配があったと思う。

そういう不安を抱く親御さんの一番の問題は、「うちの子は家にずっといて外で何も学べていない。だからこの子の将来はだめになりそうだ」という目線で子供を見ていることです。それは社会性という面で、わが子に「劣等生」というレッテルを貼っているようなもの。そんなふうに見られたら、やはり本人としては辛いです。そこは親御さんは気を付けた方がいいと思います。

結局のところ。

親が「上から目線」で心配すること、
そのこと自体が子どもを
傷つけることになってしまう。

それに、どう実感を持って気付けるか。
本人の目線に近づけるか。

そういうことかなと思った。

え?

なんか偉そうに言ってるけど、
アンタそれ完璧に出来てるのか、って?

もちろん、できてないからこそ。

こうしてイチイチ文章に書いて
自分を戒めているワケですよ。

いつも完璧じゃなくても、ドンマイ。
たまにうまく行ったら、オールライト。

そうだよね、マイ・フレンド?

って、いったい誰なんだコイツ。笑

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。