「いま」が犠牲になっていないだろうか?

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ああ、毎度ながらいいこと仰るなあ……。

そう思って読んだ。
不登校新聞石井志昂編集長の記事だ。

GW明け。

「学校に行きたくない」

そう子どもに言われたら。

ぜひこの記事を読んでほしい。

特に最後のページの
このくだりがとても良かった。

発達心理学者・浜田寿美男さんは、講演で現在の子育て観を下記のように批判しています。「いまの子育て観、教育観では『子どもは大人になるための準備の時代』であるかのように思われていますが、そもそも人生に準備の時代というものがあるでしょうか。子どもは『子どものいま』という本番を生きています」。

「子どもを大人にする」のが親や教師の目標だと感じている人は多いのではないでしょうか。しかし、浜田さんが指摘するように、子どもは、いまを生きているわけです。大事なのは、子どもがいま、幸せかどうかです。死にたいほど行きたくない学校へ行くことや、まったく手につかない宿題をするのは、あまりに「いま」が犠牲になっています。いまを大切にしてあげる視点が子育てや教育においても大事だと思えてなりません。

子どもは今という本番を生きている。
その「今」が犠牲になっていないだろうか?

このシンプルな問いかけ、
とても大事だと思う。

「いま」が犠牲になってないか?

いやこれ、
子どもや不登校に限らず、だな。

今という本番!

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。