コロナのクラスターが発生した高校。
「感染者何十人も出してんじゃねーよ」
というネット上での中傷や
「感染者を教えろ」
という強い口調の電話が
その高校に寄せられていたという。
そんな心ない中傷を知り、
恥ずかしさと憤りを覚えた匿名の市民から、
22個の花束が全クラスと職員室あてに
届いたという記事を読んだ。
贈り主からは高校の生徒たちにあてて
こんなメッセージが添えられていたという。
社会に出ると、理不尽なことでお心を痛めることが、きっとたくさんあるでしょう。でも、味方になってくれるひと、支え励ましてくれるひとは、必ずいます。夢と希望を抱き続けて、ご自身の道を弛まず歩んで行ってくださいね。
なんというか。
あんまり強い言葉で何かを言うのは
特にネット上では極力避けているのだけど。
感染したくてコロナになる人は誰もいない。
そうですよね?
もし「敵」という強い言い方を
あえてするとするならば。
こういう中傷を誰かに向けてしまう、
その弱い心こそが僕らの敵なんだと思う。
そして同時に。
この匿名のメッセージが言うように、
この社会には味方になってくれるひと、
支え励ましてくれる人は必ずいる。
心ない言葉を言う人たちは目立つ。
声もでかいし、振る舞いも派手だ。
でも社会には決して彼らのような
人間ばかりがいるわけじゃない。
それは僕も高校生諸君に言いたい。
たまにはこうして、声を大にして。笑
今日も良い一日を。
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