『不登校でも子は育つ』
紹介その3なんだけど、、、
「祖父母の対応で少し困ったこと」。
◆当然、実家への足は遠のくしあまり相談も報告もしなくなった。また、子どもが動き出して学校へ行くようになると「立ち直ってくれてよかった」だって。心配してくれていたことも、子どもの成長を喜んでくれていることもわかるけど、「立ち直って…」って言われるとちょっと違和感あるんだけれど。
「立ち直り」と言われると違和感がある。
これはきっと、
子どもの不登校を経験した人でないと、
中々わからない感覚かもなあ、と。
きっと祖父母は悪気なく言ってはいる。
でも「立ち直る」という発言には、
「評価」が透けて見える。
学校へ行かないことは、
つまづいて、転んだことなのか?
学校へ行きさえするば、
それで万事めでたしハッピーエンドなのか?
これはきっと、子どもが悩んでいる姿を
間近で見てきた人が持つ感覚だと思う。
以前にも紹介したけど、
言葉ひとつとってもちがいます。不登校について、僕たちは「支援」という言葉を使いますが、教育委員会からは「対策」という言葉が出てきます。
このギャップ、
おわかりいただけるだろうか?
「問題」と捉えるから、
「対策」という言葉になる。
「つまづき」と捉えるから、
「立ち直り」という言葉になる。
別に、言葉狩りをしたいわけじゃない。
ただ、意識はしたいものだなあ、と。
願わくば!
そして、自戒を込めて。
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