ここで一度しっかり営業妨害

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「誠に残念な記事だなあ」

と思って読んだ。

前半の子ども食堂の話はともかく。

「3週間で90%以上が再登校します」

というトンデモ話を吹聴する会社の主張が
そっくりそのまま掲載されている。

正直、いろんなところでこのトンデモ話、
目についているし気になっていた。

びーんずネットのお客さんの中でも特に
お父さんがこのトンデモ会社にお金払って
すがろうとしているという話も聞こえる。

しかもこんな立派な記事にも
昨日なっちゃってるのでね。

もうさすがに我慢ならない。

なのでここで一度、
しっかり営業妨害しておく。

「これまで不登校児を持つ親御さんは、見守りましょう、少し様子を見ましょう、好きにさせてあげて、そのうち元気になりますよといったアドバイスを受けてきて、具体的に何をすればいいかわからず、不登校を解決できず困っていました。こういった見守りは古い考え方であり、現在は積極的に介入しないと不登校は解決できないことがわかっています」

スダチのプログラムは、発達心理学と脳科学の理論に基づいて作られているのが特徴だ。子どもに愛情をうまく伝え、ダメなことはダメだときちんと教えてしつけをやり直すことを基本としている。

「子どもの不登校が長引く大きな要因は、ゲーム、ネット、スマホ依存です。デジタル機器を長時間利用しているお子さんは、利用していないお子さんより学習効率が落ちることもわかっています。やるべきことをやっていないのに、やりたいことだけやるというルールは社会には存在しません。それを教えて、ゲームやネット依存を直すことが不登校解消の大きなポイントになります」

ゲームとスマホ依存を制限して
正しい生活習慣をつけさせる。
子どもに愛情を伝え、しつけをやり直す。

→そうすれば3週間で90%以上が再登校♡

こんなのチャンチャラおかしいから!!!

発達心理学とか脳科学とか言ってるけど、
はっきり言ってただの古い保守的な
昭和の化石の考えとやり方でしかない。

ただのマイルド風な戸塚ヨットスクールだ。

こういった見守りは古い考え方であり、現在は積極的に介入しないと不登校は解決できないことがわかっています

は? 馬鹿じゃないの?

っていうか、アンタどんだけ
不登校のことわかってないの?

こんな稚拙な物言いでお金を取る、
というのだから呆れる。
本当に弱っている人の心につけ込む
ひどい話だ。許しがたい。

いかん、あまりの怒りでつい、
いつもの純ちゃんらしさを失ってしまう。笑

明日からはオフビート純ちゃんに戻ります。

どうかみなさん、こんなトンデモ話に
ひっかからないでくださいね。

最後に「週刊女性」編集部さん。

今、西暦2024年ですよ?

正直、がっかりです。
メディアとしてしっかりしてください。
無責任極まりないし、あまりにも残念。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。