「ダメな自分を見なさい」というメッセージ

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一日中ゲームやネットばかりしている。
だから親が子どもからゲームを取り上げる。

でもその行為は
親が意図しないメッセージにもなる、
という話が新鮮だった。

不登校新聞10月1日号、
「元当事者からの不登校対応マニュアル」
古豊慶彦さんの記事だ。

どういうことか?

ゲームでもネットでもなんでもいいのですが、それらにハマるという時間は、現実を忘れられる、見なくてすむ時間だと思います。不登校やひきこもり中は多くの場合「現実の自分=ダメな自分」なので、現実を見るのは本当につらいことです。

でも現実は見ないようにしていても
どんどん勝手に目に飛び込んでくる。

例えばやることをちゃんとやってる家族。
同世代の有名人を取り上げるテレビ番組。

そういう現実はすべて
「ダメな自分」を見せつけてくる。

だから飛び込んでくる現実を
一時でもシャットダウンしている。

そしてゲームを取り上げるという行為は
「ダメな自分を見なさい」
というメッセージにもなり、
子どもを追い詰める可能性が高いのだ、と。

なるほどなあ、と思った。

親にはそんなつもりはないだろう。
でも意図しないメッセージにもなりうる。

コミュニケーションって難しいよね。

でもだからこそ。

強権を発動して、それで物事が
良い方向に向かうことって、
ほとんどないんだよな……。

それは、忘れずにいたいかなあ。
改めてそう思った次第。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。