勤労少年、遅刻する

Sponsored Link

 

昨日は朝からうちの奥さんは
Zoomで心理学のセミナーで、
僕は原価の計算やらあれこれの
シミュレーションをしていた。

週末、昼はバイトの予定が入っている
我が家の16歳。

ふと気がつくと
車で送ってほしい、と声をかけられた。

11時からのシフトを寝過ごしたのだ。

時計を見ると11時15分。
歩けば10分ちょっとの距離だけど、
車で送ることにした。

「遅刻は信用失うぞ」
「次から寝過ごさないための対策は?」

以前の僕ならきっと、
そんな小言を吐いていたと思う。

でも何も言わなかった。

そんなの本人が一番わかっている。

今、それを言ったところで
何かが変わるわけでもない。
だいいち、僕の問題じゃない。
彼の問題だ。

全く何も言わない自分に少し驚きながら、
そんな自分がなんだか嬉しかった。

無言の車内。

少しだけエンジン音が高かったことに、
勤労少年は気づいたろうか?

今日もアルバイト頑張れ。

良い1日を。

プロフィール写真

 

記事を読んで何か感じることがあれば、ぜひコメント欄にご意見やご感想をお寄せください。

更新の励みになります。バナーのクリックお願いします!

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ
Sponsored Link



まず親が幸せになる|びーんずネット

不登校のセミナーやカウンセリング、インタビュー事例集をお届けする活動を夫婦でしています。ぜひご覧ください。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。