今何時?と聴いたら

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とても興味深く読んだ。

『クラスに「叱る」は必要ない!』や
『その指導は、しない』などの著書を持つ、
めがね旦那先生の話だ。

タイトル通りなので、興味ある方はぜひ。

全部とてもよかった記事だけど、
個人的に一番響いた部分を紹介。

問い:なぜ学校には「トンデモ常識」が
存在してしまうのか?

答え:それは学校が
「正解を与える場所」だからだ。

――という指摘は、まあよくある指摘だ。

でもその「正解」というものの、
この例えがものすごく僕には響いた。

「例えば『今何時?』と聞いて時間を教えてもらったら、普通は『ありがとう』と返しますよね。でも学校では『正解です』と返す。先生たちも、『正解がある』『学校では正解を与える』が内在化しているんですよね。だから、『もっと子どもとやり取りして、もっと考えてみませんか』と言いたい。

確かに「今何時?」に対して
「正解です」ってね。
言われそうだ。

でも本当は「ありがとう」で返すべきだ。

そうですよね?

そして続くこの部分。

でも、みんなが僕みたいな先生になったらいいとはまったく思っていなくて、厳しい先生がいてもいいし、何より多様な教育が大事だと考えているんです。実際、僕のクラスでよかったという子もいれば、『先生は甘い』という保護者もいます。僕はただ、当たり前とされているけど、おかしいと思っていても変えられないということに風穴を開けたいんですよね」

僕自身は、本当は宿題をなくしたい。でも保護者から『宿題がないと学力が落ちるのでは』と言われることがあります。

「先生は甘い」
「宿題がないと学力が落ちる」

そう言う保護者たちの意識。

実はこここそが、一番根深い
「課題」にして、ほぼもうこの国の
「宿痾」だったりするのかなと。

やや絶望したくもなる、金子純一51歳の春。

いやいや、
希望を持って忙しく。
(Hope and keep busy)

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。