6+4=( )
日本の教科書はこうだ。
正解は10。
ひとつしかない。
一方で海外の教科書は
( )+( )=10
と、いくつもの答えがある。
考える問題になっている。
昨日、不登校親の会 川崎の会が主催する
「子育て悩み相談会」に参加したとき、
休憩の前に代表の竹内春雄さんが
ぼそっとそう言うのを聞いて思った。
本当にそうなんだよね!と。
結局のところ。
不登校・ひきこもりのゴールは何か、
ということもそれだよね。
ゴールは「復学」や「就労」じゃない。
幸せに生きることだ。
自分が自分のままでいていい。
好きなことが安心してできる。
生きることに幸せを感じられる。
やりたい気持ちが湧き上がっている。
そういう心の状態がまず先にあるべきで。
それ無しに無理やり進学しても就職しても、
残念ながら幸せな人生にはつながらない。
そうですよね?
進学+就職=一丁上がり
というか、これに余計な係数がかかって
進学 x 学歴+就職 x 大企業=一丁上がり
みたいな図式は確かにわかりやすい。
でもこれって本当にそうなの?
という疑いと。
ゴールは一丁上がりの「状態」じゃない、
この先連綿と続く本人の幸せな人生こそが
本当に大事なことなんだ、と。
( )+( )=本人の幸せな人生
ここに何が入るか、それはあくまでも
本人の選択であって、それを尊重する。
親が勝手に入れたり、願うものじゃない。
首を長くして待つものでもない。
大切なのはこういう理解なんじゃないかな?
あとは親もね、楽しく日々を過ごすこと。
――そんなこんなを思う次第。
広木克行先生のお話は以前にも書いたけど、
本当に・毎度ながら・素ン晴らしくて!
内容を紹介したいのは山々なのだけど、
個別の事案はやはりその場限りなので割愛。
機会あれば広木先生の相談会や講演会は、
ぜひ足を運んでみてください。
今日も良い1日を。
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