ゴールは一丁上がりの「状態」じゃない

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6+4=( )

日本の教科書はこうだ。
正解は10。
ひとつしかない。

一方で海外の教科書は

( )+( )=10

と、いくつもの答えがある。
考える問題になっている。

昨日、不登校親の会 川崎の会が主催する
「子育て悩み相談会」に参加したとき、
休憩の前に代表の竹内春雄さんが
ぼそっとそう言うのを聞いて思った。

本当にそうなんだよね!と。

結局のところ。

不登校・ひきこもりのゴールは何か、
ということもそれだよね。

ゴールは「復学」や「就労」じゃない。
幸せに生きることだ。

自分が自分のままでいていい。
好きなことが安心してできる。
生きることに幸せを感じられる。
やりたい気持ちが湧き上がっている。

そういう心の状態がまず先にあるべきで。

それ無しに無理やり進学しても就職しても、
残念ながら幸せな人生にはつながらない。

そうですよね?

進学+就職=一丁上がり

というか、これに余計な係数がかかって

進学 x 学歴+就職 x 大企業=一丁上がり

みたいな図式は確かにわかりやすい。

でもこれって本当にそうなの?
という疑いと。

ゴールは一丁上がりの「状態」じゃない、
この先連綿と続く本人の幸せな人生こそが
本当に大事なことなんだ、と。

( )+( )=本人の幸せな人生

ここに何が入るか、それはあくまでも
本人の選択であって、それを尊重する。
親が勝手に入れたり、願うものじゃない。
首を長くして待つものでもない。

大切なのはこういう理解なんじゃないかな?

あとは親もね、楽しく日々を過ごすこと。

――そんなこんなを思う次第。

広木克行先生のお話は以前にも書いたけど、

生き方が問われている

2020.02.10

過去、現在、将来。見ている時間軸が違う

2020.02.11

本当に・毎度ながら・素ン晴らしくて!

内容を紹介したいのは山々なのだけど、
個別の事案はやはりその場限りなので割愛。

機会あれば広木先生の相談会や講演会は、
ぜひ足を運んでみてください。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。