昨日朝10時に歯医者に予約を入れていた。
3ヶ月に一度の歯のメンテナンスだ。
受付に診察券と保険証を出したのは
10時2分だったと思う。
待合スペースで雑誌を読んでいた。
すると受付の女性が僕のところにきて言う。
「カネコさん、予約を受け付けた時に、
予約時間の10分前に来てください、
という話はありませんでしたか?」
「はあ」
「10分前に来てください、という話です。
こちらからはそうお伝えしてましたよね?
覚えていらっしゃらないですか?」
予約を入れたのは3ヶ月前の話だ。
正直覚えてなかった。
ただ、女性の剣幕に押された。
「そうだったかもしれませんね」
「申し訳ないんですが、少し順番を
お待ちいただくことになります」
と、そういう話だった。
別にちょっと待つくらい構わない。
でもなんとも言えず、嫌な感じだった。
10分前に来てください。
ちゃんとそう言いましたよね?
そしてあなた10分前に来なかったですよね?
だから待つ羽目になるんです。悪しからず。
それ、わざわざ言う必要ってあるのかな?
そして終わった後。
次回、3月の予約を入れた。
そしたら「予約の10分前には必ず〜」
と、しっかり念押しされた。
話は変わるのだけど、、、
角川ドワンゴ学園理事・川上量生さんの
インタビュー記事を読んだ。
細かい感想は割愛するのだけど、ひとつ、
その通りだと思った一節があった。
教育産業は「親からのクレーム」に
最適化している、という話だ。
「『保護者に怒られないように』最適化してしまっている。モンスターペアレンツへの対応に追われているんです。
『生徒のため』といいつつ、結局は親からのクレームが来ないことに、色々な運営が最適化されてしまっている。これは高校だけでなく、幼稚園からそうです。
生徒のためでなく別の、目の前の課題のために最適化してしまうというのは、ある意味で馬鹿らしいシステムですよ」
確かにそうだ。
幼稚園から高校まで
親からのクレームが来ないことに
色々な運営が最適化されている。
本当に残念なことだなあと思う。
ここで歯医者さんの話に戻るのだけど――。
受付の女性がわざわざ結構な剣幕で
僕に10分前のことを言ってきたのも、
もしかしたらクレーム対策なのかもなあと。
順番が前後したりするとヤイヤイ言われる。
だから10分前には必ず来させて、
とにかく・予約を・つつがなく・進めたい!
そういうことなのかなあ、と思った。
歯医者さんで少し順番が入れ替わって
ちょっと待つくらい、僕は平気だけどな。
なにせ火曜の朝の10時だ。
別に混んでたわけでもない。
僕の他に待合スペースにいたのは
もう1人だけだった。
まあ、でも受付の人に怒られるのは嫌だから、
次回はキチンと10分前に行かないと。
しかし、なんだかなあ……。
今日も良い1日を。
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