ドヤ顔の決め台詞は、徹夜明けの酔っ払い?

ドヤ顔の決め台詞は徹夜明けの酔っ払い
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朝4時過ぎ。
起きると忍介がリビングのソファにいる。

早起き、ではなくどうやら新しいゲームを
夜を徹してやり込んでいたらしい。

モンハンワールドでナンチャラという鉱物を
1時間以上も探し続けて
「今こうして廃人になっているところ」
と言っていた。

そんな中――。

ちょうど夜明けで、
窓の外に見える家々にうっすら光が差した。

「忍介、見て。夜明けだよ。
なかなかの図じゃない?」

僕が窓の外を指してそう言うと、
彼が突然閃いたように言う。

「わかった!
お父さん、坂本龍馬がさ、
『日本の夜明けぜよ』って
よくドヤ顔で言うじゃん?
あれ、きっと徹夜明けだたったんだよ」

「え?」

「徹夜明けの酔っ払ったパリピなんだよ、
龍馬は。それで薩摩や長州とウエーイって
酔っ払いながらこの時間に外に出てさ、

陽の光が差すの見て、イケメンボイスで
『日本の夜明けぜよ!』
とか決め台詞のつもりでかました、と。
多分そういうことなんだよ」

なんというか、発想が単純というか、
即物的というか、夢がないというか。笑

忍介の表現はいつも独特なんだけど、
(流れ星のようにうんこが出る、等)

「日本の夜明けぜよ」という決め台詞は
徹夜明けの酔っ払いが言ったという推測、
面白いから備忘録として書き留めてみた。

ちなみに――。

「日本を今一度せんたくいたし申候」

は坂本龍馬の言葉だけど、
「日本の夜明けぜよ」とは言っていない。

「日本の夜明けは近いぞ」というのは、
鞍馬天狗の決め台詞だ。

それが龍馬の決め台詞と忍介が思うまで
普及するわけで…。

改めて、ドラマの影響力って大きいなあ、
と思った次第。

今日も暑くなりそうですが、良い1日を。

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1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。