昨日ここでもお知らせしたNHK Eテレ番組
「おとなりさんはなやんでる。」
みなさんご覧になられましたか?
あ、再放送もありますので見逃した方は
NHK+か再放送(1月26日(日) 午前0:00)
でぜひご覧ください。
「いや、どんな話だったか今すぐ知りたい」
という、せっかちな方もいると思う。
朗報です。
今は本当に良い時代です。
こんな便利な記事を
NHKサンが上げてくれてます。
本当に「サクッとおさらい」されてて、
ものすごい親切だ。
(でも考え抜かれて凝縮されてる)
なので、せっかちな方はよろしければ。
昨日番組を見て一番刺さったワード。
それはやっぱりコレだった。
「お母さん」をやめてほしい
コレだよね。
娘をちゃんとした大人に育てなければ――。
その思いから「良かれ」と思うことなら
娘の意見は聞かなかった。
いや、これまさに昔の俺っちだよ。
ちゃんと・きちんと・育てなきゃ。
なんてったって親なんだから。
そして「良かれの先回り大王」だった。
って自分語りはほどほどに!笑
話を戻す。
でも娘のなつさんにとって
そんな母親であるコノハズクさんは
「命令を遂行すれば何も言わないロボットのような存在」だったそうです。
要するに、自分の意見は母親には
ずっと聞いてもらえてこなかった。
そして小5で不登校になった。
心配するコノハズクさんは仕事を辞め、
ずっと家でなつさんを見守るようになった。
そして小6のある日、
なつさんからこの言葉が出る。
「お母さん」をやめてほしい
コノハズクさんは最初は
その意味がわからなかった。
「え? お母さんをやめる?」
だけど少しずつ自分の中で整理していった。
そして――。
なつさんのことばをきっかけに、コノハズクさんは「お母さんをやめます」と宣言。なつさんが自分で決められることはできるだけ本人の意思に任せるようにしました。そこから、なつさんが本音を話してくれるようになったそうです。
なつさん「私のために母がいろいろ頑張って身をすり減らしてるところを見るのがこらえきれなかった。私のせいで、と、自己肯定感が下がっていく原因に。母が『お母さんをやめる』と言ったあとは、少しずつもやが晴れたような気持ちだった。」
コノハズクさん「娘からは『お母さんも外に出て好きなことをやって』とも言われて。じゃあお母さんも一人でライブに行ってきます、買い物に行ってきます、その代わりお留守番頼むねっていう感じで。」
なつさん「そこからは推しの話だったり、普通に友達どうしで話すような話が多くなったりして、今ではすっかり“マブ”です!」
そうなんだよね。
「お母さん」や「お父さん」って
むしろやめたほうがいいんだよね。
立派な親じゃなくていい。
しっかり子どもを導かなくていい。
親がそうやって肩の力を抜くと、
比例して子どもも元気を取り戻していく。
この不思議。この逆説。
でもこれまでたくさんの人に
インタビューしてきて思う。
これ割と不登校界隈あるあるでもある。
実は同じ話は、蓑田雅之さんの小説
『繭の城』の中でも出てくるんだよね。
そう。ズバリ、タイトルは
「母をやめる」という話です。
『繭の城』は『おはなしワクチン』や
『とりあえずビール』と比べると、
残念ながら読んでくださる方は
まだまだ数としては多くない。
でも読んだ方にはすごく
深く届いているようで、
嬉しい感想をもらうことも多い。
「え? お母さんをやめる?」
と、これが腑に落ちない方こそ、ぜひ。
読んでみてほしい話だと思ってます。
具体的な「母親のやめ方」、それが
めちゃくちゃよくわかります。
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立派な親なんかやめちゃいましょ。
いーんです、やめちゃっても。
まず、親が幸せになる。
遠回りに見えるけど、むしろそれが一番。
今日も良い1日を。

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