積み上げて初めて面白くなる

昨日、You tubeでクイーンの
1985年のウェンブリーでの
オリジナルのライブ映像を見た。

素晴らしい演奏だった。

そして、映画ボヘミアン・ラプソディが
いかに実際のライブを忠実に再現したか
も知って、それも素晴らしいと思った。

でも正直に言うと、
鳥肌立ちまくりで涙が止まらなかった、
映画を見たあの時ほどの感動はなかった。

映画館の大スクリーンと
ド迫力のドルビーサウンドでなく、
PCの画面越しにイヤホンで聞いたから。

それもあるかも知れない。

でもやはり映画であんなにも
感情が動かされたのは、

2時間近くバンドの色んな諸々を
見てきた後だからこそ、
の部分が大きかったと思う。

積み上げて初めて面白くなる

なんでもすぐに走ることに結びつけるのは
ランナーという種族のいけないことだと
思うのだけど、

同じように思うのは
やっぱりマラソンのことだ。

マラソンの中間地点は
21kmでなく30kmだと思った方がいい、
とよく言われる。
いや、30km地点こそがマラソンの
本当のスタート地点だと言う人もいる。

走っている実感でもそう思う。

30kmを過ぎる頃には、
いつもどこか何かしらが出てくる。

どんなにうまく走れているときでも、
余裕綽々、眉ひとつ動かさず冷静沈着、
という訳には誰しも行かなくなる。

30kmという距離に対して、
人は無傷ではいられない。

疲労やダメージは
顕在化しているかいないかは別として、
誰にも必ずある。

そして残り12kmがどうなるか、
いつもドラマなのだ。

そのドラマを早く味わいたいからといって、
ショートカットして30km地点を
スタートにすることはできない。

だから面白い。

要するに、、、

積み上げて積み上げて、積み上げてきて
そこから面白くなるのがマラソンなのだ。

なぜおっさんはマラソンを走るのか?

走り始めてすぐ気がつくことのひとつは、
マラソンを走る人に若い人は少ない、
ということだ。

僕と同じ40代くらいが圧倒的に多い。
女性も増えてはいるけど、圧倒的に
数として多いのは僕らおっさんだ。

マラソンの何が20代の若者ではなく
おっさんを惹きつけるのか?

色んな答えがあると思う。

でも僕が思うのは、マラソンがこの
「積み上げ方式の面白さ」であることが
大きいんじゃないか、ということだ。

あくまでも個人的な印象だけど、
若い人は力任せに飛ばして走って、
途中で失速することが多いように見える。

マラソンの神様は意地悪なので、
若さという天分だけで勝負する人には
厳しい。

マラソンの神様がきっとお好きなのは、
地味に練習を積み重ねてきた人だ。
そして冷静で情熱的な人。

30kmまでは慎重にコトを進める。
そこからの12kmは粘りに粘る。
温存はもうできない。
今度は諦めないガッツが求められる。
その、冷静と情熱のバランス。

うまくレースを走れたときは
だいたいそんな感じだ。

それで言うと
僕の今年の湘南国際マラソンは
実にいけなかったなあ、
という反省になるのだけど…。

それにしても思うのは

積み上げて初めて面白くなる。
それってなんだか人生みたいじゃないか。

いつまで生きられるかわからない。

でももし平均寿命ぐらいまで
生きられるとしたら、僕の場合、
今はマラソンで言う25km地点くらいだ。

積み上げて積み上げて、
面白くなるのはこれからだ。

そんな風に捉えてみたっていい。

風が吹けば桶屋がじゃないけど、
クイーンのライブ映像を見てふと、
そんなこんなを思った次第。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在通信制高校1年生・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』を出版しています。