身につけることで得られる安心感

子どもの頃、
コーラを飲むと骨が溶けるよ、
と大人たちから脅された。

んなもん知るもんか、
と思春期になると粋がって飲み出した。

ただ僕はあんまり味が好みじゃないので、
ハンバーガーを食べる時くらいしか
コーラは飲まない。

でも先日、こう聞いて
飲むのをやめることにした。

「500mlのコーラには
角砂糖14個分が入っている」

何が言いたいのか?

言いたいのは、伝え方が効果的だと、
伝わり方が深くなる、ということだ。

骨が溶ける、と言われても
「脅すなよ、迷信かよ馬鹿馬鹿しい」
と思う。

でも角砂糖14個分と言われると、
「ひー、オーマイガッ!」と思う。

そうですよね?

ものごとをどう説明するか
はとても大事だ。

世界一素晴らしいアイディアを
思いついたとしても、
それを伝える方法がないと
そのアイディアは存在しないのと同じ、

と何かで読んだけど、その通りだと思う。

だから、できる限りわかりやすく
言葉にしていきたい、と常日頃思っている。

一方で、、、

だからと言って
「相手がちゃんと言わなかった、
だから無かったことにする」
みたいな態度も、慎みたいと思っていて。

言いたいんだけど、どうしても言えない。
言葉にならない思いや気持ちだってある。

鈍感力を発揮して、そういう相手の気持ちに
気づけないことが僕の場合多いのだけど、

形にならない思いを相手が
持っていそうなときは、できる限り
その気持ちに寄り添えたらなあ、
とも思っている。

そして連日案内中の、親業訓練一般講座

聞く、話す、対立を解く、の3点が
親業の柱なんだけど、
特にこの「聞く」と「話す」の部分、
親業はシンプルでわかりやすくて良いなあ、
と思っている。

「子どもを見守りましょう」
「子どもの気持ちに寄り添いましょう」

そういう話を見聞きすると、
真面目な人ほど「頑張って」見守ったり
「頑張って」寄り添おうとする。

言いたいことをぐっと抑えて、
逆にストレスを溜めてしまうことが多い。

親業では「能動的な聞き方」をすることで、
相手の本音に寄り添う。

一方で、親も本音を我慢することはしない。

昨日も紹介した「わたしメッセージ」で
自分の率直な気持ちを相手に伝える。

それも、深く、効果的に届くように…。

ココが、親業の良いところだ。

親が親だからといって、
親らしくあろうとか、あらねばならぬとか、
子どものためだから我慢をしようとか、
そういうことをしなくていい。

関わり方を見直す良い機会

うちの奥さんは、忍介が絶賛不登校・
ひきこもりだった時期に、親業の
インストラクターの資格を取ったんだけど、
こう書いている。

ちょうど親業インストラクター養成講座を始めた頃に、小学校三年生だった息子が不登校になる経験をしました。

不登校は本人はもちろん、親もとても辛いものです。

出口の見えない苦しい毎日でしたが、親業で学んだことを生かして息子と日々接してきたことで、私自身とても心強い思いをしてきました。

ぜひ一人でも多くの方に、親業を身につけることで得られるこの安心感をお伝えできれば、と思っています。

親業講座は、子どもとの関わり方を見直す
とても良い機会にもなると思う。
もちろん、親子関係だけでなく、
全ての人間関係に応用できるものでもある。

身につけることで得られる安心感、
というのは確かにある。

ご興味ある方、川崎近辺で
日曜日の受講が可能な方はぜひ、
こちらを参照してみてください。
https://beans-n.com/lecture/

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。