前日の土曜日。18時の英会話教室。
毎回、英語で作文を書いて、レッスンの中で添削してもらっている。仕事のこととか、日々感じたこととか、時々に応じてテーマはなんでもあり。
決戦前夜のこの日は、翌日に迫ったレースのことを作文に書いた。
明日のポジティブな面と、ネガティブな面について。
ポジティブなのは、これまでになく30キロ走を実施してきたこと。これだけ回数をやって迎えるレースはかつてない。3月の静岡マラソンで、3年ぶりに自己ベストに並ぶ3時間32分台で走れていること。そして静岡マラソンの反省を受けて、後半ペースを上げるネガティブスプリットをやめて、最初から最後までイーブンペースで走りきるプランを今回初めて採用する。ペースを上げなくてはならない心理的負担を軽減する。
ネガティブな点は、直前に風邪をひいたことで走行距離が足りていないこと。ひと月200キロのノルマが直近11月については113キロにとどまったこと。体重は目標の2キロオーバーでレースを迎えたこと。ここ1週間、原因不明の疲れが抜けず、毎朝起きるのがつらかったこと。
先生のKENは、僕がネガティブスプリットをやめることに興味を持った。
「初めてのイーブンペースのプランに自信があるの?」と質問される。
いや、自信があるわけじゃない。
ただ、これまでずっとネガティブスプリットでうまくいってなかったわけで……えっと、まあ、その、なんというか、一種の……。
とっさに「賭け」という単語が出てこなかったそのとき、KENが僕の表情を見て「ギャンブル?」と聞いてきた。
そうか。ギャンブルか。
ただギャンブルというと全部、運を天に任せているような気がして違和感もあった。
マラソンの面白くて、クソつまらないところは、スタート地点に立った時点で95%勝負が決まっているところだ。イーブンペースのプランは確かにある意味ギャンブルになるかもしれない。
でもそれが単純に危険なギャンブルになるかどうかは、これまで積み上げてきた95%が決めるはずだ。
ごくごく私的でとことん熱い、
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今日も良い一日を。
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