人生の不可逆性に気づくこと

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小・中学生時代に書いたブログ。

大人になった今、見返すと、、、

「自分語りポエム」
「下手すぎるイラスト」
「独自の挨拶」
「ニコニコキッズのノリ」
「誰もみてないバトン」

など、まさに「黒歴史」のオンパレード。

恥ずかしすぎて、悶絶。

でも

「ウワァァァァアアア!!!」

と身悶えする時期を過ぎると、
それらは熟成して思い出に進化する。

結果的に
「消さずに残しておいて良かった」
という福田ナオさんの記事を読んだ。

「残しておいて良かった」

そう振り返られるようになった
きっかけを聞かれた福田さんの、
この返答が僕にはめちゃめちゃツボだった。

「そもそも黒歴史であってもそうでなくても、過去を振り返るということに全然興味がなかったのですが……。最近は、『もうこの人とは一生会えないのか……』とか、『あのころには戻れないのか……』みたいな人生の不可逆性に気づいて、過去が恋しくなってきたと思います。そのうえ、数々の黒歴史は自己肯定感がマックスの無敵モードだったころの自分によって生み出されていたので、世界に打ちのめされて日々、心の弾力を失っていく今の自分にとって少しずつ眩しい存在になってきたんだと思います」

さいきん、というか
40歳を超えたくらいからかな?

とみに涙もろくなった。

感動モノはもちろんのことだけど、
特にアルコール飲んでたりすると、
かっこいいロケンロール聞くだけで、
ただそれだけでも涙が出てきちゃう。

「俺っちも歳とったんだな〜」

なんて簡単に詠嘆して済ませていたけど、
福田さんのこのコメントは
非常に見事な言語化だと思った。

歳をとること。

それは人生の不可逆性に気づくこと。
心の弾力を失っていく自分に気づくこと。

自己肯定感MAXの無敵モードだった自分。

それは黒歴史でもある。
でもある意味、今の自分には眩しいのだ。

わかるぅ!!!

あ、今オレ、これ書きながら
すでにだいぶ「酔ってる」ぞ。笑

土曜の朝一番で、
シラフなのが幸いだった。

一応、書いとく。

大丈夫、涙はこぼれてないヨ。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。