義務教育の息苦しさ

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中日新聞「学ぶ面」掲載の
不登校「#わたしの体験談」
の記事を読んだ。

4人の声が紹介されている。

読んで改めて思うのは、
義務教育の息苦しさだ。

通う学校も、教わる担任の先生も
所属するクラスも、どれも選べない。

だからフィットしない状況があると、
なにもかもが一気に苦しくなる。

掲載された4人はたまたまかもしれない。
進路には通信制の高校を選択した。

小中学校も通信制高校のような、
もっと柔軟な仕組みがあればいいのにな、
と単純に思う。

クラスや担任なんて廃止すればいいし、
通う学校も子どもたちが選べるようにする。
そして単位制や異年齢ミックスのような
いろんなスタイルの学校があっていい。

とにかく大人が決めて与えるんじゃなくて、
子どもが「選んで決める」ようにする。

今は「主語」が子どもになってないもんね。

あ、専門的なことや現場の課題感、
全然何もわかってなくて言ってますよ。

外野の、素人の理想論です。

ただ、そんな外野の素人でもできることが
もし、ひとつあるとするなら、
やっぱりココなんじゃないかな?

学校へ行かないことが悪いことだと決めつける言動は悲しいです。不登校の子を優しく見守る社会になってほしいです。どの学校にも少人数のクラスができたら、通いやすい子も増えるのではないかと思います。不登校の子へ、焦らず、ゆっくりでいいと思います。

まず僕ら親が古い意識を変えること。
常識や思い込みをアップデートすること。

そうやって一人一人の意識が
少しずつでも変われば、ものごとは
動いていくんじゃないかしらん。

実際、うちの子が不登校になった
8年前に比べれば、だ。

「学校は行かなくてもいい」

の声は格段に増えたし、
普通に目にするようになった。

少なくとも8年前はそうじゃなかった。
こんな内容の新聞記事なんて皆無だった。

いや、本当に。

それはやっぱり、進歩だと思う。

子どもたちもそうだし、親もそうだ。
焦らず、ゆっくりでいい。

大丈夫マイ・フレンド、のゆるさで。

って古いか?笑

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。