思うようにならないことだらけ

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「今シーズン走るのは湘南国際だけ」
と決めていた。

次は来年の湘南で、そのときまで
ゆっくり・しっかり積み上げて、
今年以上にいいタイムを目指そうと。

思っていたのだけど、、、

休憩時間につい、つい検索してしまった。

「まだ申し込み間に合う
今シーズンのレースないかしら?」と。

そしたらなんと!

3月の静岡が2次募集で受け付けていた。

締切とっくに過ぎてると思っていたし、
どうせクリック合戦だったんだろう、
とハナから諦めてたのですぐにポチった。

そう、僕はこれまでずうっと湘南と静岡、
この2つのレースを毎シーズン走ってきた。

勝手知ったるコースでもある。
いわば「ホーム」みたいなレースだ。

そして静岡は5年ぶりの開催との由。

「またシゾーカ走るぞ、ゴラァ!」

自分で言うのもナンだけど、これだから
ランナーっていう奴らは始末に負えない。

そもそも人はなぜ、こんなに苦しいのに
1万5千円も払ってマラソンを走るのか?

それも多いのは圧倒的に
40代50代の僕らおっさん世代だ。

なぜだと思いますか?

僕は「走るおっさん」だからよくわかる。

苦しいのにマラソンを走る理由――。

それは「努力した分必ず報われる」からだ。

もちろん、2時間30分で走るには
かなりの条件が揃うことが必要だ。

でも例えば4時間30分くらいなら、
ある程度以上の努力をコツコツ重ねれば、
大抵の人は、普通に笑顔で走り切れる。

いや、本当にそうなんです。

例えば短い距離を速く走るのには
体格や才能が大いに関係する。

でも距離が長くなればなるほど、
体格や才能よりもむしろ、地道な努力を
重ねる重要度の方が圧倒的に高くなる。

要は、やればやるだけ上達する。

そのつまらなさ、
当たり前さ、平凡さこそが面白い。

なぜか?

世の中、努力を重ねれば報われることって、
実はそんなにない。

そうですよね?

仕事にしても人間関係にしても、
むしろ思うようにならないことだらけ。

そして人生思うようにならないことだらけ、
と思い知るのはやっぱり40を過ぎてからだ。

でもマラソンは努力すれば必ず完走できる。

ある意味、質ではなく努力の「量」によって
輝かしい勝利がもう保証されているのだ。

こんなわかりやすいことって、他にない。

確かに地味ではある。
でも巨大な達成感もある。

だから人生の悲哀を知るおっさんこそ、
マラソンにどっぷりハマるのだ。
若造なんぞにはわからん面白さなのだ。

――というのがおいらの自説。

そしてここから話はまた例によって
思い切り急旋回をするのだけど、、、

「思うようにならないことだらけ」

これはまさに子どもの不登校がそうだ。

親がいくら努力を積み重ねても
残念ながら良い方向には向かわない。

むしろ変な努力、例えば子どもを
フリースクールに通わせようとか、
生活リズムを整えさせようとか、
進路のことを考えさせようとか、
「相手を動かそうとする」、
そういう類いの努力は必ず逆効果になる。

「じゃあどうすればいいの?」

これはいつも言うことだけど――。

何もしないことなんだよね、究極。

親は何もしない。

あったかいご飯と寝床を用意したら、
あとはもう何もしなくていい。

「でもそうは言っても……不安で心配」

ですよね?

だからたくさん情報とりましょう。
話が通じる人と繋がりましょう。

そして不安や心配感じてもいいんです。

大切なのはそれを一人で抱え込まないこと。

無理に子どもを変えようとしないこと。
無理に相手を動かそうとしないこと。

変えるのは自分。動くのも自分。

矢印をそう変えましょう。

まず、親が幸せになる。

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そして「知ること」は安心につながります。

不安や心配の正体、それは
「不登校のその先を知らないこと」
から生まれます。

知ることこそ、実は一番大事です。

ものすごくとりとめなくて恐縮ですが、、、

本日はこれにて。
良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。