ただただ無心にゆっくり走る

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ちょうど10年前。煙草をやめた。
それまで20年間、1日40本吸ってきた。

煙草をやめて驚いたことは、2つあった。

ひとつは匂い。

完全にニコチンにマスクされていて、
鼻が全然効いていなかったことに気づいた。

というか、喫煙者の臭いこと!

ああ、自分は周囲にこんな黒い香りを
撒き散らしていたのか、と唖然とした。

もうひとつは味覚だ。

もう食べ物が美味しくて仕方ない。
俄然、食欲が増す。

結果、激太りすることになる。
服が全部着られなくなる勢いだった。

なので朝5時に起きるように生活を変えた。
そして毎日1時間、散歩をするようにした。

そんな中。確か今ぐらいの季節、
ゴールデンウィークの朝だった。

若い女性がキリッとしたウェアに
身を包んで颯爽と走っていた。
その姿がカッコよかった。

つられて走り出した。
走ってみると、心地よかった。

以来、毎日走り続けている。
今やもう、歯磨きと同じ感覚だ。

ここのところ、走る人がとても
増えた印象だ。

ただ、ひとつだけ、
僕から言わせてもらうならば――。

みなさん、走るペースが早すぎると思う。

息を切らせずに走るのが、一番心地よい。
歩くペースに毛が生えたくらいのペースで
ただただ無心に、ゆっくり長く走る。

今ぐらいの季節、走り始めるには
ベストなシーズンだと思う。

かいた汗を、シャワーで流す心地よさ。
あと、ゆっくり長く走ったあとの食事は
ウソみたいに美味しい(本当)。

よろしければお試しあれ。

あ、ちゃんとしたランニングシューズは
必ず履いてくださいね。
怪我してしまうので。

さあ今日も、長くゆっくり走ろう。
良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。