ロング・アンド・ワインディング・ロード

Sponsored Link

 

ふと見ると、リビングの一角に
ブロック玩具が積まれている。

我が家の18歳が積み上げたものだ。

それがまた、ものすごく見事で
アクロバチックな組まれ方で。

言うなればバレリーナが片足爪先立ちで
思い切り両手広げて首を反らせている――。

そんな感じの、不安定極まりないながらも
絶妙に美しい、奇跡の組まれ方なのだ。

「これ、忍介が作ったの?」

「そうだよ」

「天才じゃん!
その、なんていうか……
まぐれで出来た感じ?」

「いや、ちゃんと全部
重力とブロックの形を計算してるよ」

そういえば彼は昔からこういう
3次元の作り物が上手だった。

自分の部屋の模様替えにしても、
家具の配置もいつもセンスがある。

何が言いたいか?

思わず喉元まで出かかった言葉があった。

でもすんでのところで飲み込んだ。

「チミは才能あるよ。
建築家になれるんじゃない?」

という「軽口」だ。

不登校の子を持つ親あるあるのひとつが、
何か子どもが少しでも才能を見せると
すぐに「将来はそれで!」と
「未来の職業に結びつけたがる」
ことだと思う。

自分はそういうのは
とっくに抜けたつもりでいた。

でもいくら「軽口」とはいえ、
一瞬でも脳裏に浮かんだ時点で
まだ全然抜けていやしない。

いやはや。

不登校の子を持つ親の道、
は思った以上に長く険しい。笑

職業に結びつける連想なんかすんな。

子どもが自分で選ぶんだ。

――という戒めなんでした。

ザ・ロング・アンド・
ワインディング・ロード♪

今日も良い1日を。

プロフィール写真

 

記事を読んで何か感じることがあれば、ぜひコメント欄にご意見やご感想をお寄せください。

更新の励みになります。バナーのクリックお願いします!

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ
Sponsored Link



まず親が幸せになる|びーんずネット

不登校のセミナーやカウンセリング、インタビュー事例集をお届けする活動を夫婦でしています。ぜひご覧ください。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。