本当に苦しい時は誰の言葉も届きにくい。でも……

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一昨日、昨日とたくさんの方から
「見たよ」という連絡をいただいた。

土曜の夜に放映されたNHK Eテレ
『ウワサの保護者会』の
「不登校 家族のすれ違い」のことだ。

「共感しました」
「心に響きました」
「録画したので何度も
見直そうと思いました」

そんな声を多数いただいた。
本当に素晴らしい番組だったと思う。

僕ら家族のケースはあくまでも
ひとつの事例でしかない。

『子どもを信じること』にしても、
アイスクリーム療法にしても、
あの日あの時あの場所で〜♪

おっと、失礼。

あのタイミングで読んで
実行したからこそ、僕には響いた。

あのタイミングこそがドンピシャだった。

逆に言えば、そのタイミングにないときに
無理に読んだり試したりしても、
たぶんあまり響かなかったと思う。

スタジオ出演された棚園正一さんが新刊
『学校へ行けなかった僕と9人の友だち』
のあとがきで書かれた言葉が響いている。

ただ最近になって、実際に今現在、苦しみの中にいる方々と接していくうちに気付いたんです。
本当に苦しい思いをしている時って誰の言葉も届きづらいって。
(中略)
でも、ずっとそのままな訳じゃないと思います。
いつか時間が過ぎて、大切な人が、ふと顔を上げてこちらを見た時、変わらずに、こんな道もあるよ、自由なんだよ?って笑いかけてあげることができたなら。
きっと寄り添うって、そういう事なのかなぁって最近は思っています。
そんな時、沢山の励ましの隅っこに、僕の本があれば幸いです。

本当に苦しい時は誰の言葉も届きにくい。
でも、ずっとそのままな訳じゃない。

いつか顔を上げたとき、
沢山の励ましの隅っこにあれば――。

これは僕も本当に今、思うことだ。

最後に。

「部屋が洒落てる」

という声もいくつかいただいた。

これはひとえにライティング含め
カメラマンさんが素晴らしかったからだ。
住人が見ても実物の何倍も綺麗に見えた。

「イラスト似すぎ!」

の声も多々あった。
確かに本当に笑っちゃうくらい似てた。

ただ僕としては、おでこの面積は
もう少し狭い自己認識なのだけど、
まあ、それはさておき。笑

繰り返しになるけれど、
僕らのケースはあくまでも
ひとつの事例でしかない。

ただ何か少しでも
ヒントになるところがあれば嬉しい。
そう思ってお話しさせていただいた。

今日の午前中と土曜日には再放送もある。
見逃し配信もあるのでぜひ。

【再放送】
NHK総合 1月17日(月)午前11時05分(一部の地域を除く)
NHKEテレ 1月22日(土)午後0時30分

【見逃し配信】

良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。