毎日ブログを書いていると、
ときどき書くネタに困ることがある。
例えば、えーっと、今日がそうだ。笑
そういうときはジタバタせずに
本棚の前に行くようにしている。
書けないのなら、せめて
自分が好きなものをシェアしたい。
それもできるだけ、心が明るくなるような
楽しい気分になれるものを――。
そう思って本をパラパラとめくる。
以前にも紹介した本だけど、
好きなんだから仕方がない。
僕が好きな作家、カート・ヴォネガットの
遺作「国のない男」の中で、
二番目に好きな部分を紹介する。
(一番好きな部分は既に紹介済みなので)
ヴォネガットが小さい頃、
好きだった叔父さんの話だ。
ハーヴァード出身で子どもがなく、
保険の営業をしていたアレックスおじさん。
本が好きで、頭が良かった。
そしてアレックスおじさんの一番の不満は、
自分は幸せなのに、そのことを
わかっていない連中が世の中に多すぎる、
ということだった。
夏、わたしはおじさんといっしょにリンゴの木の下でレモネードを飲みながら、あれこれとりとめもないおしゃべりをした。ミツバチの羽音みたいな、のんびりした会話だ。そんなとき、おじさんは気持ちのいいおしゃべりを突然やめて、大声でこう言った。「これが幸せでなきゃ、いったい何が幸せだっていうんだ」
だからわたしもいま同じようにしている。わたしの子どもも孫もそうだ。みなさんにもひとつお願いしておこう。幸せなときには、幸せなんだなと気づいてほしい。叫ぶなり、つぶやくなり、考えるなりしてほしい。「これが幸せでなきゃ、いったい何が幸せだっていうんだ」と。
本当にその通りだと思いませんか?
今日という日があなたにとって
良い1日でありますように。
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