下剤を飲みながら思った平日昼間の「仕事休み」

Sponsored Link

 

昨日は胃と大腸の内視鏡検査をした。

朝8時にクリニック到着。
検査着に着替えて下剤を飲み始める。
なんだかんだで午後3時までかかるから、
ばっちりパソコンも持ってきた。

「思い切り仕事してやる!」

と意気込んでいたのだけど、、、

迫り来る細切れの便意に全然集中できない。

結局11時過ぎには仕事は諦めて、
PCもスマホもロッカーにしまった。

待合室にある雑誌を片っ端から読む。
でも1時間もかからずに全部読み尽くした。

ただただ便意を待つだけの時間。
要するにものすごくヒマだ。

仕方がないので、眼下の商店街を
行き交う人たちの観察に切り替える。

慌ただしく通る選挙カー。
下校中の女子高生。
商店街の店主と買い物客。

そういうわかりやすい人たちの中にも、
長い時間じっと見てると、本当に

「一体この人は何をしている人だろう?」

という人物も結構いる。

不思議な出立ちと雰囲気とその表情。

「うーん、なんてミステリアスなんだ!」

その人の境遇や職業を想像して楽しむ。

まあ、一人で勝手に脳内で
想像してみる分には罪はないよね?

そんなこんなをしながら、ふと思った。

今もだけど、僕は昔も会社辞めて
「無職」だった期間が実は結構あった。

その時期、――って今もか?
平日の昼間に一人で街にいると、
必ずこう聞かれた。

「今日はお仕事お休みですか?」と。

これ、地味に嫌なんだよね。
いや、本当に。勘弁してほしい。

平日昼間に大の大人が私服で外にいる。

それを勝手に休みと決めつけるなと。
この世の中、大人は全部が全部
勤め人だけじゃないんだぞと。

何が言いたいか?

でもね、僕も結構昔は同じことを
やってしまってたなあ、とも反省した。

例えばお子さんが高3と中3だ、
と聞いたりすると――。

「じゃあ2人とも受験生で大変ですね」

そんなことを平気で口にしていた。

今は、もう言わない。

いや、言ってしまったことも
あるかも知れない。

でも言わないように心がけている。
それぞれ事情があるかも知れないじゃんと。

平日の昼間は、大人は仕事。
中3と高3は、受験勉強。

そういうステレオタイプの反応は、
少しずつでもやめていきませんか?

と、下剤を飲みながら思った
平日昼間の「仕事休み」の51歳の春。

さて。暖かくもなってきたし。

もう今日あたりから短パンに変えようかな?

アンチネクタイ族の「正装」=短パンに。笑

今日も良い1日を。

プロフィール写真

 

記事を読んで何か感じることがあれば、ぜひコメント欄にご意見やご感想をお寄せください。

更新の励みになります。バナーのクリックお願いします!

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ
Sponsored Link



まず親が幸せになる|びーんずネット

不登校のセミナーやカウンセリング、インタビュー事例集をお届けする活動を夫婦でしています。ぜひご覧ください。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。