親の居場所でありたい

 

 

「休ませたら甘やかしになるのでは?」
「休み癖がついてしまうのでは?」

新学期を迎えた今。
どうしてもそんな思いが拭えない。

そういう方はこちらをぜひ↓

あ、読んでいただければ十分ですので、
今日はこの記事の話はしません。

さて。

たまにびーんずネットに対して

「フリースクールはやらないんですか?」

というありがたい声をいただくことがある。

大変ありがたいとは思うし
そういう声をいただけるのは光栄だけど、
すみません、やらないです。

なぜか?

子どもたちの居場所はある。
でも「親」の居場所は意外に少ない。

しかも「親」は見過ごされがちでもある。

そう思うからだ。

以前にも書いたことだけど、

「覚醒した親」を増やしたい

2024.08.26

結局のところ。

僕ら親の意識が大きく変わることなしには
今の不登校の根本は変わらないと思う。

どれだけ学びの多様化校を増やしても、
制度をあれこれいじっても、
この先不登校になる子は減らないと思う。

「なんのかんの、生きてくために
ある程度は学歴が必要」
「多少の困難があっても我慢して
乗り越えないと社会でやっていけない」

僕ら親がそう思っている限り、
結局のところは何ひとつ変わらない。

「人生には我慢が必要」
「甘やかしたら社会性は身につかない」
「やりたいことはやるべきことやってから」

大人が昭和脳でそう考えて生きている限り、
結局のところは何ひとつ変わらない。

「人生は楽しい」
「人はいつになっても変われる」
「学校行かなくても、会社員じゃなくても
大丈夫、楽しく生きていける」

僕らが本気でそう思って、
身をもってそう生きていかない限り、
結局のところは何ひとつ変わらない。

一番の教育改革。

それは突き詰めて言えば、
僕ら親の根本意識の改革に他ならない。

って抽象的な話だけど。

でもやっぱりそう思うのでね。

びーんずネットは徹頭徹尾、
子どもではなく親に向きあいたい。

「覚醒した親」を増やしたい。

「自分らしく生きる人」を増やしたい。

だから子どもの居場所ではなく、
どこまでも親の居場所でありたい。

それはやっぱり自分自身、
息子の不登校で大きく変わることができた。

その原体験が大きいからだ。

大袈裟ではなく人生変わったしね。

と、いつものようにこうして熱く
演説をかまして終わります。

あ、子どもの居場所を
運営されてる方を批判したいとか、
自分たちこそ偉いんだとか、
決してそういう話じゃないので念のため。

僕はこう思ってる、という話です。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。