あんた、花してはりますの?

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人はそこに「花」が「存在する」と考える。

そうですよね?

一方で――。

こういう考えだってあり得る。

「存在」というものが
「花」という形をとっている、と。

臨床心理学者の河合隼雄さん。

花に向かってこう語りかけたという。

「あんた、花してはりますの?
わて、河合してまんねん」

なんとも!

味わい深い表現だと思いませんか?

生きていれば日々、いろんなことがある。

軽んじられて、悔しかったこと。
誰にも相手にされず、悲しかったこと。
淋しかったこと。心細かったこと。
恨めしかったこと。憎たらしかったこと。

仙人でもない限り、そんな負の感情の渦に
巻き込まれることだって、ある。

そんな時こそ、このおまじないを
(簡単じゃないだろうけど)
思い出してみたいものだ。

「あんた、花してはりますの?
わて、河合してまんねん」

この言葉。

実際くちに出して言ってみると、
なんとも胸がふんわり、
軽く温かくなる。

そんな気がしませんか?

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在通信制高校1年生・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』を出版しています。