それが何よりじゃないか?

Sponsored Link

 

今日は親バカです。

我が家の17歳の哲学トークが
炸裂してとまらない。

うちの奥さんが捕まっていたので、
午前中イヤホンで音楽爆音にして
ガードしながらひっそり仕事をしていた。

のだけど、、、

休憩でイヤホン外したら
あっさり捕まってしまった。

「ねえ、お父さんはどう思う?」

「いや、ごめん、仕事が立て込んでてさ」

と、言うこともできた。

でも言わなかった。
思い切り立て込んでるけど。

なぜか?

彼はきょう、今、僕と話したいのだ。

インタビュー事例集の編集?
DMの発送?

それがどうした。

もし明日死ぬとしたら、きょう、今、
彼と話さないことのほうが後悔が残る。

僕には珍しく、一呼吸置いてそう思った。

という次第で昨日は
覚悟を決めて付き合った。

今読んでいるヘルマンヘッセの
『デミアン』という小説が、
面白くてたまらないとの由。

二人でラーメン屋に行って
食べながらあれこれ話した。

帰りに本屋に寄った。

吉田兼好『徒然草』
カミュ『異邦人』
遠藤周作『海と毒薬』
ヘルマンヘッセ『車輪の下』

その4冊が欲しいというので買ってあげた。

なんというか。

ちょっと前にも書いたけど、、、

特大ブーメランの自戒

2022.07.28

なにしろ放っておくのが一番だと
本当に、つくづく思う今日この頃。

文庫本なんて、ちょっと前まで
まったく見向きもしなかった。
とにかくゲームと映画だけだった。

でも時が来れば
本人の興味が満ちることもある。

興味が満ちないこともある。

満ちることもある。
満ちないこともある。

満ちるか満ちないか。

それは神のみぞ知ることだ。

たぶん高校3年生といえば、世間じゃ
受験だとかなんだとかだと思う。

でもそんなの全然関係ないところで、
彼の心がいい感じで育っている気がする。

それが何よりじゃないか?

と嬉しい金子純一50歳の夏。

そして今日は仕事の遅れを挽回したいな。

良い1日を。

プロフィール写真

 

記事を読んで何か感じることがあれば、ぜひコメント欄にご意見やご感想をお寄せください。

更新の励みになります。バナーのクリックお願いします!

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ
Sponsored Link



まず親が幸せになる|びーんずネット

不登校のセミナーやカウンセリング、インタビュー事例集をお届けする活動を夫婦でしています。ぜひご覧ください。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。