特大ブーメランの自戒

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ほったらかしとくのがいい。

もし子育てというものを
自転車を漕ぐことで例えて言うなら、
完全に両手をハンドルから離す感覚。

というのが今の僕個人の持論で。

どこまでできてるかわからない。

でも少なくとも
「あれしろ、これしろ」は言わない。

ただ――。

僕自身は10代のころはそれこそ
浴びるほど本を読んで、音楽を聴いてきた。

それが今の自分の心の栄養になっている。

だから息子に
「若いうちに本は沢山読んだほうがいい」
とは、実はけっこう言いたかったりした。

でもまあ、彼は本格派のゲーマーにして
銃マニアの映画狂だ。

本なんてまず読まない。

そこは彼の領分で、
好きにすればいいと思っていた。

思っていたのだけど、、、

確かにまんが学術文庫の
『群衆心理』やら『君主論』やらは
息子に薦めたりもしたけれど。

それ以外の本は特に薦めたことはない。

でも今朝起きてみたら、突然文庫本が3冊、
リビングのテーブルの上に置いてあった。

『李陵・山月記』中島敦
『変身』カフカ
『地下室の手記』ドストエフスキー

忍介がブックオフで買ってきたものらしい。

僕はカラマーゾフや罪と罰は読んだけど、
地下室の手記は読んでないかなー。

しかしなかなかに文学少年チックな
チョイスだと思いませんか?

何が言いたいか?

ほっとくのが一番。
本人の興味が一番。

読みたくなければ読まない。
でも逆に読みたくなったら読むものだ。

そして何より一番大事なのはココだ。

↓↓↓

こういうことに親がいちいち
反応して喜んだりしないこと!

そう、この文章自体が、
特大ブーメランの自戒なんでした。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。