7年ぶりの教室と黒板

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通信制高校もいろいろある。

通学がメインのところもあるし、
オンラインがメインのところもある。

忍介の高校は思い切り
オンラインがメインの高校だ。
月一回のレポート提出のみで
基本、登校はない。

ないのだけど、
まったくゼロかと言うと、そうでもなく。

年に一回、集中して登校する必要もある。
「スクーリング」というやつだ。

彼の高校のスクーリングは
例年は3泊4日なのだけど、
コロナで今年は2泊3日に短縮とのこと。

そして例年と違い、感染拡大に配慮して
1人1部屋の個室だという。

運がいいじゃんね、忍介。

ただ、ひきこもり体質の当人には
それでもやはり気が重いらしく。

なにせ朝から夜まで授業の連続で、
1限から10限くらいまであるらしい。
けっこうハードな2泊3日なのだ。

加えて――。

顔をあわせるのは全て
「初めまして」のクラスメートたちだ。

おまけにこのコロナ禍、マスクしてたら
顔だってなかなか覚えられないよな。

仲良くなるどころか、3日間ずーっと
気まずいままだったりするんじゃないか?

そう考えると、関係ない僕の方まで
ちょっと気が重くなるのだけど。

ま、本人は「行く」というのだ。

今日から2泊3日。

小学3年生で不登校になって以来、
実に7年ぶりの教室と黒板だ。

がんばれ、忍介。

しかし、まぁ、ただ、アレだ。

くれぐれも、無理はせずに、
テキトーに、気張り過ぎず、ボチボチで。

えっ?

いちいちタワタワうるさいよ、って?

そうだよね。失礼しました……。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。