象を食べる方法

象を食べる方法

象を一頭、丸ごと食べる方法は?

と問われて、
あなたはすぐに答えが思いつきますか?

答えは「一口ずつ食べる」。
アフリカのことわざだそうです。
言われてみれば、当たり前の話ですね。

でも目の前のものごとがあまりに大きく、
動かしがたいものに感じてしまう時、

僕らはその大きさと重さに
ひるんでしまうことが多い。

だからこそ、一口ずつという視点は、
とても大切だと思う。

フルマラソンを完走する方法は?

なんでもかんでもマラソンに引き寄せて
モノを語りたがるのは、
ランナーという種族のイケナイ習性だと
重々理解はしているんだけど、

それでも象もマラソンも
同じように思わないわけにはいかない。

答えは一歩ずつ、だ。

もう14回ほどマラソンを走っているけど
スタートラインに立つ時は毎回、
身震いする思いがする。

ゴールがとても遠く感じる。
本当に走りきれるだろうか、と不安になる。

でも、完走するために必要なことは
究極にシンプルだ。

右の脚と左の脚を交互に出して
一歩づつ前に進んでいく。
それだけだ。それしかない。

途中でワープもできない

そして、
うまく走れなかったレースの後には、
いつもこう思う。

「ああ、30km地点から
もう一度やり直せたらいいのに。
30kmまではうまく走れてたんだから」と。

でももちろん、
30km地点をスタートにはできない。
ワープは無しなのだ。
登山と同じだ。一歩づつ進むしかない。

目の前のものが大きく、重く、
とてもじゃないけど立ち向かうのが
難しく感じたときには、
思い起こしたい「一口ずつ」。

深く息を吸い込んで、
ナイフとフォークを持つ。
シューズの紐を結ぶ。

魔法の杖なんてこの世の中にはないから。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。