しづ心なく花の散るらむ…
ベランダの目の前の桜は
先週金曜日くらいが満開で、
今朝はもう完全に
「しづ心なく」という風情だ。
青空に舞い散る桜の花びら。
美しいものだ。
ところで、
「久方の光のどけき春の日に」
というこの上の句…。
光のドケキ
と聞こえて仕方がない、
そんなことはありませんか?
同じくで、昭和世代におなじみ、
我らが星飛雄馬くんが目指し続ける
「巨人の星」。
♪重い、コンダーラ♪
と聞こえて仕方がない、
そんなことはありませんか?
どんなものだかは、よく知らない。
でもとにかく超絶重そうな、コンダーラ。
試練の道につながる、コンダーラ。
行くが男のド根性な、コンダーラ。
え?
いつものどうでもいい思い違いだろ、って?
その通り!
うぜぇと言われる言い方
でも多分、こういう図は
あなたにもきっとあると思う。
子どもがシャワーの後の脱衣所を
水びたしにしたままな時。
「ちょっと、いい加減にしてくんない?
脱衣所、水びたしじゃんよー!
誰が後で拭いてると思ってんだよ?」
こんな風に言いますよね?
でもこの言い方では、
相手の心に届かない。
子どもが行動を改める
きっかけになるどころか、
ますます「あー、うぜぇ」
という気持ちにさせるだけだ。
そうではなく、、、
こういう時は
「三部構成のわたしメッセージ」
を使うのが効果的だ。
1)相手の具体的な行動が、
2)自分に与える影響、
3)それについての自分の感情
を非難がましくなく言う。
例えば、、、
1)相手の具体的な行動
=シャワーの後の脱衣所が水びたし
2)自分に与える影響
=拭き取る手間がかかる
3)それについての自分の感情
=いい気分がしない
これをつなげて言うのが、
わたしメッセージだ。
「シャワーの後の脱衣所が水びたしだと、
拭き取る手間がかかるし、
いい気分がしないんだよ」
相手を責めたり、侮辱したりするのでなく、
事実と自分の気持ちを正直に相手に伝える。
そうすることで、
相手に自分が困っている事実と
それについての気持ちをわかってもらう。
これが、一番相手に通じる言い方だ。
(実際、こう言うと「わかった」と
素直に聞いてもらえた:ご参考まで)
親業訓練一般講座のお知らせ
というのは、もちろん僕が
思いついたことなんかじゃなくて、
アメリカの臨床心理学者
トマス・ゴードンが体系化したものだ。
Parent effectiveness training
=「親業訓練講座」というものが、それだ。
ということで、お知らせですが、、、
今月21日からうちの奥さんが
親業訓練一般講座を開講します。
ご興味ある方、川崎近辺で
日曜日の受講が可能な方はぜひ、
こちらを参照してみてください。
https://beans-n.com/lecture/
記事を読んで何か感じることがあれば、ぜひコメント欄にご意見やご感想をお寄せください。
更新の励みになります。バナーのクリックお願いします!
コメントを残す