ハーバードの調査で分かった人生を幸せにするもの

75年間、724人の人生を追跡した結果わかったこと

ハーバード大学が75年間にわたって実施した
「幸せな人生」の調査結果をご存知ですか?

1938年に始まり、
実に724人を対象にしたこの調査。

ハードバード大学を卒業した人たちと、
ボストンのスラム街で育った人たちと、
2つのグループを75年間追跡したもので

仕事、家庭生活、健康についての
質問・インタビューに加えて、
血液検査や脳スキャンまで、
さまざまな項目を記録した。

その結果判明したものは何か?

我々の人生を幸せにするもの。

それは、富や地位ではなかった。
遺伝でも環境でもなかった。

そんなものよりも
ずっと私たちの人生に深く、
大きく影響したものがあった。

あなたは何だったと思いますか?

75年間、724人の人生の記録から
判明したこと。

それは、、、

「我々の人生をより幸福に、
健康にするのは良い人間関係である」

ということだった。

導き出された教訓

教訓1
社会関係は健康に良く、孤独は人を殺す

教訓2
大切なのは友人の数や結婚ではなく、その質

教訓3
良い人間関係は身体だけでなく脳を守る

これらが研究結果から導き出された教訓だ。

いかがですか?

こうして言われてみれば、
まあ…確かにね、という内容だ。
すごく目新しい結論じゃない。

そうですよね?

それでも、、、

当たり前のことだと理解していながら、
うまく出来ないのが人間関係で…。

もっと言うと、
全ての悩みの根本にあるのは人間関係だ。

そのくせ他のことはいざ知らず、
より良い人間関係を築くための
「スキル」については
とかく置いてきぼりにされがちだ。

スキルは観念論では身につかない

自己啓発本を読んで、
なんとなく読み終わった瞬間は
良い気持ちになって、
よしやろう!と心がける。

でも2〜3日もすれば、
そんな心がけなんてすっかり忘れてしまう。

そして本屋に行けば別の本に惹かれ、
買って読んで、気持ちを新たにして、
そしてまた忘れる…。

そんなことはないだろうか?

自己啓発本が良くないとは言わない。

でも思うのは、
心がけや観念論だけでは身につかないのが、
コミュニケーションのスキルなんだと思う。

その意味で僕の場合、
去年受講した「親業訓練講座」は
本当に目からウロコだった。

親業とは?

アメリカの臨床心理学者トマス・ゴードンが
開発したメソッド、それが「親業」だ。
(Parent Effectiveness Training)

僕が親業(P.E.T)がいいと思う点は、
一般論・抽象論や心構えの類いが
一切ないことだ。

すべてが具体的で、
誰にでも無理なく実践できるところがいい。
(簡単じゃないけど)

実際にロールプレイングで
親と子とそれぞれの立場になってみて、
繰り返し聞き方、話し方を練習する。
文字通りのEffectiveness Training。
(効果的な訓練)

この辺り、
情緒的でなく実に実際的というか、
アメリカンというか、本当によく出来ている。

おかげで僕の場合
「親だから、かくあらねば」
というやっかいな呪縛から自由になれた。

ということで、今日は宣伝なんでした。笑

うちの奥さんが来月から親業講座を始めます。
ご興味ある方は、ぜひ。
https://beans-n.com/lecture/

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。